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  • 2018/02/24
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anime, movie

さよならの朝に約束の花をかざろう

号泣不可避案件。

あのはな、ここさけの岡田麿里さんが脚本、監督を努めた作品『さよならの朝に約束の花をかざろう』を観てきました。岡田麿里さんの初監督作品ですし、キャラクタ原案が吉田明彦氏ということで、なかなかツボにはまる布陣です。

世界観がファンタジーということで、これまでの岡田麿里さんの作品とはかなり違うイメージです。吉田さんのキャラクタといえばファンタジーですが。世界観はファンタジーというものの、ストーリーややっぱり岡田麿里さんらしい人間を描いた作品というか、異質な存在に悩み苦しむ人間の姿を描くというか。

主人公のマキアは、やっぱり他とは違う存在であり、また独りであることが出発点になっています。これまでの作品も、独りであることを仲間に助けられながら克服していくという感じですが、今回は克服だけではなく成長する姿が描かれているのが大きな違いですね。そのために設定されたものが親子の関係性。マキアが赤ん坊を拾い、必死に育てる中で、子供の身体的、精神的成長に対し、マキアは精神的には大きく成長するけど、長命のため身体的には成長しないその対比がすごく印象的です。これは、正直過去の脚本2作品より、よくできているなあと感じました。

また、このマキアの長命という設定を活かして、命が繋がっていく後半のストーリー展開がすごかった。マキアが育てた子供が、また子供を育て、そしてその子がまた命を繋ぎ。そして、最後のシーンは、こうなるだろうと思っていたものをちょっと超えた展開でした。もう、観る前から分かってましたが号泣でした。劇場内でも多くの人が涙を流している状況。過去2作品よりずっと引き込まれ、感動しました。

ストーリーも素晴らしかったですが、映像的にも吉田さんの美しいキャラクタが動く様はなかなかのものですので、ぜひ劇場で観てみてほしいですね。しかし、感動系の脚本家って、大体親子に行き着きますね。Keyの麻枝准氏とか。まあ、感動要素に欠かせない別れを描く時、一番強い関係性って親子だから、そうなるのも必然ではあるんですが。そういう意味では、予想できる展開ではあるのですが、それでもやっぱり感動できる作品です。




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