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  • 2018/01/1
  • 0
anime

話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選

これも去年は選べませんでしたが、今年はやりますよ。

新米小僧の見習日記様で毎年行われている話数単位で選ぶ、TVアニメ10選に今年も参加させてもらおうと思います。

投票集計:「話数単位で選ぶ、2017年TVアニメ10選」投票集計

ルールは以下のとおりです。

  • 2017年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
  • 1作品につき上限1話。
  • 順位は付けない。

サクラダリセット 19話 「BOY, GIRL and ―― 4/4」




サクラダリセットの後半戦は、完璧超人である浅井ケイと相麻菫の快進撃を楽しむものという感じなのですが、この19話「BOY, GIRL and ―― 4/4」は、そんな2人の不完全さ、不安定さ、人間らしさをさらけ出す回になっていて、そのコントラストからとても記憶に残る回になりました。相麻菫は、未来予知という能力から、常に達観したような言動、行動を取るキャラクタですが、この19話では感情を爆発させ涙を流します。しかも、その理由が浅井ケイに対する叶わぬ恋という、普通の女の子らしい理由で。文字通り自分を犠牲にして、殺してまで、春埼美空と浅井ケイを繋ぐという行動の裏に積もった、人間らしい相麻菫の姿が印象的な1話でした。

少女終末旅行 5話 「住居/昼寝/雨音」





少女終末旅行は、ほぼチトとユーリの二人の少女が、絶滅戦争で人がほとんど居なくなった世界を冒険する物語。ひたすら2人の旅が描かれます。そんなに劇的な展開もあまりなく、日常を繰り返す感じのゆるい物語。この5話「住居/昼寝/雨音」も、そんな日常の一部として描かれます。やはり最後の雨の中、ヘルメットや空き缶を使って音楽を奏でるシーンが、とても神秘的であり、楽しげで記憶に残りましたよね。チトとユーリは、現代の常識的な文化などを知らない、音楽という概念も知らない中、雨音が奏でるシンプルな音楽に感動する姿が、なんとも新鮮な表現でした。特別エンディング曲もすごくよかったですよね。

キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 11話 「大人の国」





この11話は、最終話に持ってくるのかと思っていましたが、以外にも最終話1話前でしたね。原作を読んでいる人にはおなじみのキノがキノになるお話。旅の素晴らしさをキノに教えられ、エルメスと一緒に旅立つ瞬間が描かれます。冒頭の成長したキノと、子供のキノが、同じ彼岸花が広がる野原で繋がる構成は、これしかないという感じですが、やはり印象的です。キノが生まれた国では、大人になるための頭を改造され生まれ変わる。それに疑問を持ったキノがそこから逃げ、キノになり結果的に生まれ変わる。物語として、本当によく作られています。それに加えて印象的な赤の世界。本当に印象に残る1話でした。

プリンセス・プリンシパル 5話 「case7 Bullet & Blade’s Ballad」






これを見た時は、一つ記事を書こうと盛り上がったのですが、結局時間がなくサボってしまいました。とにかく全編に渡り展開するアクション。前半は、アンジェやドロシーとちせの戦闘、後半はちせと十兵衞の親子対決と、とにかくアクションまみれの1話でした。そして、絵コンテ・作画監督・原画が、あの江畑諒真さん。これは、アクションが盛り上がらないはずがありません。特に、ちせと十兵衞の対決は、圧巻の一言しかありません。ちせのアクションがとにかくカッコよくて、小柄な彼女が天井や座席の上を飛び回る姿は、アニメらしいアクションでした。それでありながら、江畑さんらしいしっかりした体重ののったアクション、剣技でリアリティも感じさせる。この絶妙なバランスが生む迫力がとにかく圧巻でした。今回も、ほぼひとり原画をやったらしいです。www

3月のライオン(第2シリーズ) 4話 「てんとう虫の木②/てんとう虫の木③/想い」





3月のライオンは原作を読んでいないので、将棋のお話ぐらいの認識でいたのですが、まさかこんなひなたがいじめられる展開にになるとは。いい子たち揃いの川本家ですが、その裏にある強さが伝わる1話でしたね。あの、ひなたがつらすぎて泣きながら「私は間違っていない!」と叫ぶシーンは、本当に彼女の強さをストレートに表現するシーンでした。ぐちゃぐちゃに涙にまみれながら見せるその姿の表現は、さすがシャフトと思わせる迫力でした。そして、その一言によって救われる零。ひなたの感情を爆発させる姿と対象的に、静かに感情を爆発させる対比が、これまた素晴らしい表現でした。

ラブライブ!サンシャイン!!(第2期) 9話 「Awaken the power」






ラブライブ!サンシャイン!!も、ラブライブ!と同様、2期で3年生組が卒業しますが、AqoursのダイヤとSaint Snowの聖良をそれぞれ姉に持つ、ルビィと理亞の物語がこの9話です。これまで姉に頼って守られてきた2人が、自分たちの力でやっていけることを伝えたくて、ライブを開催する姿が描かれました。最初は自身のない2人ですが、姉の強さに憧れて、それに負けない強さを見せます。2人に協力する花丸と善子のコンビもいい味を出していました。そして、最後のライブシーン。素晴らしすぎて記事化した「MIRACLE WAVE」に負けない素晴らしいライブシーンでした。MIRACLE WAVEとはちょっと違う表現でしたが、冒頭の幻想的な2人の姿、曲と同期して点灯するイルミネーション、最後の行進シーン、どれも工夫された表現で、これまた記憶に残るライブシーンとなりました。

メイドインアビス 13話 「挑む者たち」





ベタと言われてしまうのは分かっていますが、やはりメイドインアビスのこの13話は外せません。ナナチとミーティーの出会いと別れの物語。ナナチにとってミーティーは、自分が生きる意味であり、宝物。それを殺してくれと頼む悲しみ。その悲しみを余すとこなく表現した、ナナチの号泣。原作から泣きながら見ていましたが、改めて動くナナチを見て泣いてしまいました。アニメ版メイドインアビスは、ほぼ原作に忠実に作られていましたが、アビスの美しい姿、ナナチのかわいさ、素晴らしい作品でした。第2期も制作決定しているということで、今後も楽しみです。

Re:CREATORS 21話 「世界は二人のために」






Re:CREATORSの最後は反則とも言える展開でした。アルタイルの創造主であるセツナの登場。1話かけてアルタイルとセツナの2人が語るシーンでほぼ構成されるというなかなか挑戦的な挿話でした。あれほど強さを見せつけていたアルタイルがセツナとの対話で、動揺し感情を爆発させる様は、これまでの物語を全て終わらせるには必要な儀式のようにも感じました。そして、最後、颯太がセツナに語りかける想い。自分が止まってしまい、セツナを殺すことになった後悔、こちらも感情たっぷりに描かれ印象に残るシーンになりました。セツナが、颯太に見せたくてアルタイルを生み出したと語ることで、3人が繋がり物語が閉じる。まさに物語をテーマにした今作を象徴するエンディングでした。

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 12話 「世界で一番幸せな女の子」





この最終話を見るまでは、あまり印象に残ることがなかった「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」ですが、この最終話は本当に素晴らしい挿話で、記憶に残る1話になりました。ヴィレムを前にして、自分が消えることを覚悟して的に向かっていくクトリ。戦いながら2人の出会いからの生活を振り返り、「世界で一番幸せな女の子」だったことを告白するクトリが涙なくしては見れなかったです。また、ここで流れる曲が、「Scarborough Fair」。絶望的な戦闘と、幸せな思い出が混ざる複雑なシーンを表現するのに、絶妙なチョイスでした。ストーリー、映像、音響が完全にマッチした秀逸な1話でした。

NEW GAME!! 6話 「あぁ……すごいなあ……」








NEW GAME!のテーマは成長だと思うのですが、それが詰まったのがこの挿話だったと思います。大人の事情から八神がキービジュアルを描くことになった時に、青葉がコンペをさせてほしいと八神に挑戦する姿が描かれます。それを許すしずくが、青葉が挑むのは八神が8年間積み上げた実績だ、と語る言葉がずしっときます。頑張る青葉ですが、やはりその実績の差は残酷で、コンペ終了前に見せてもらった八神のイラストを見て、一言「あぁ……すごいなあ……」とつぶやくシーンが、もうたまりません。その後、わっと泣き出してしまう青葉ですが、それでも最後までやりきると八神を放れて机に向かう姿、もう涙なしで見れませんでした。そして、それを見守る八神の優しいまなざしも、実際に仕事で成長する過程を本当に表現していて、すごく感動しました。ああ、こういう職場を作りたいと思います。この第2期は、この青葉と八神の絡みが中心となりますが、八神がイーグルジャンプを抜けるまでの青葉の成長が本当に眩しい、いいお話でした。

アニメ作品というのは、たくさんの楽しみ方があって、ストーリであったり、映像表現であったり、声優さんの演技だったり、いろいろあります。その一つ特別な回を見るだけで、一気にその作品が好きになったりします。今回選んだ10話も、全ての要素が揃っている作品ではなく、映像表現に感動したり、その話までに積み上げたものに感動したり様々です。そういうちょっと見方を意識すると、意外と好きなアニメ作品が出てくるかもしれませんよ。

来年も素晴らしい1話に恵まれますように。







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