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  • 2017/05/6
  • 0
anime

聲の形における結絃の存在

ゆずちゃんマジ天使。

けいおん!聖地に行ったついでに、もう少し突っ込んで聲の形の舞台、岐阜県大垣市も行ってきたんですよね。巡礼については別のエントリで書くとして、久しぶりに原作を読んでみたくなって、全部読み返してみました。読み返してみると、あの作品は主人公である2人ではなく、ヒロインの硝子の妹である結絃の存在がすごく印象的であることを改めて感じました。

聲の形は、耳が聞こえない硝子と、過去に硝子をいじめて傷つけたトラウマを持つ将也を中心としたストーリーですが、途中から登場する結絃のストーリーはその2人を支える存在としてとても心に響きます。

幼いころは、耳が聞こえず周りからいじめられる姉を守り、硝子にうまく接しられない母と姉の間に入ったり。大きくなってからも、姉を守り続け、硝子と将也が仲良くなってからは2人をうまくくっつけようと気を遣ったり。姉が死にたがることをやめさせるために、死骸の写真を撮り続け、硝子が飛び降り自殺しようとした後、泣きながら部屋中に貼ったその写真を剥がすシーンは、もう涙腺決壊でした。とにかく、自分を犠牲にして、他の人間を助けようとする姿がとても心を打ちます。

そんな結絃も、他人のために献身的にやっているようで、実は臆病さからこういう行動を取っているんじゃないかと思いました。結絃は、ほとんどまともに感情を表に出さないんですね。感情的になってしまうと、それが元で姉に迷惑かけたりすることを恐れているんじゃないかな。これは、硝子がトラブル回避のために愛想笑いをし続けていた行動と同じ。とにかく、自分と姉の周りの世界が壊れることを恐れたんじゃないかな。唯一、わかりやすく結絃を守ってくれたおばあちゃんが死んだ時に、ひっそりと泣いていたのが数少ない感情表現でしたよね。

結絃は、ほとんど姉や周りのために行動していたんですが、物語の最後で自分のために将也に勉強を教えてくれと頼んだり、ようやく自分のために行動できるようになったのがすごく感動的でした。ほとんど、ジャージ姿でしたが、制服姿になったのもかわいくてよかった。

障害者をダシにした感動ポルノだとか言う人も居るみたいですが、実はそういう見せ方してる場面ほとんどないんですよね。よく見ると、硝子にはあまりスポットが当てられていないですから、特に後半は。もうすぐ映画のBDが出るので、映像を見返すのも楽しみです。




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