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  • 2016/09/11
  • 0
anime, movie

planetarian ~ 星の人 ~

20160911

号泣案件。

なぜ今更、と言わざるをえない突然アニメ化されたplanetarianを見てきました。

planetarianは、原作はKeyのゲームです。発売されたのは2004年なので、もう10年以上も前の作品です。当時リアルタイムでやったクチで、個人的にはかなり好きな作品でした。あの頃の勢いのあるKeyというか迷いのないKeyというか、とにかく直球に泣きに行かせるストーリー。今回の劇場版もほぼそのポリシーは踏襲されていたと思います。先に放映された配信アニメ版では、主人公のほしのゆめみ視点のストーリーなのが、この劇場版ではもう一人の主人公屑屋の視点で描かれます。個人的には、こちらの方がなんとも切ないストーリーに感じました。

屑屋がプラネタリウムに迷い込み、そこでゆめみと出会い、壊れたプラネタリウムを修理して一緒に星を見る。ストーリーはほとんどそれだけのシンプルなものなのですが、ゆめみの一途で無垢な行動に対して、現実を知り星に思いをはせることを逆に知らない屑屋のギャップが感動の根源なんですね。なので、それぞれの視点で配信版と劇場版を描き分けるということをしたんでしょうね。これはうまいことやったなと思います。あと、2つの時代を描いている点も特徴的です。一つはゆめみとの世界ですが、もう一つはゆめみと別れたあとの世界。屑屋は、ゆめみにもらった星を見るという感動を世界中に届ける星の人として旅をして、ある集落にたどり着いたストーリーです。ここで、ゆめみから受け継いだ星を見ることの感動を子供達に伝え、星の人を子供達に引き継ぐ。こうして繋いでいくストーリーもまたシンプルなのですが、素直に感動できるものです。

原作が出た頃のKey作品といえば、誰かが死ぬというパターンが多いのですが、これもその線ではあります。なので、素直に泣けてしまいます。死ねば感動するというわけではなく、やはりそこまでのストーリーの積み上げが必要なんです。そういうところはKeyの脚本は本当にうまい。この作品でも、ゆめみ、屑屋と両方死んでしまいますが、やはりそこに至る想いを知ったからこそ泣ける。劇場版では、屑屋が召されるシーンが全てが詰まっていますね。ゆめみの死。ゆめみが神様に願った、どうか天国の扉をロボットと人間で分けないでという願い。ゆめみの想いを引き継ぎ星の素晴らしさを伝え続け、最後に天国でゆめみと再会しありがとうと言われるシーン。涙を流せないモデルだったゆめみが、涙を流し再会を喜ぶシーン。全ての伏線が一気につなげて感動を生む演出。これぞKeyシナリオという感じです。

久しぶりに体験したplanetarianですが、劇場にもかかわらず泣いてしまいました。いや、無理ですよ。あのシナリオでは。他の人も結構泣いてましたね。円盤が出たらもう一度泣いてみたい作品です。


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