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  • 2015/12/30
  • 0
anime

話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選

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10本選ぶ間に、全部見返してしまいそうになる。

今年は、こちらの話数単位のセレクションもやってみます。ルールは以下。

  • 2015年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定
  • 1作品につき上限1話
  • 順位は付けない

ではでは順に紹介しましょう。

放課後のプレアデス – 第8話 ななこ13

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放課後のプレアデスは、ショートアニメが公開された頃はスバルが制作依頼してガイナックスが制作したということで話題になりましたが、TVアニメの方はそれほど話題にならなかった気がしますね。でも、自分は結構好きで毎週楽しみでした。OP10選でも書きましたが、魔法少女ものとしてあまり変なひねりがなくすごい可愛かったというのもあります。でも、乗っているのはホウキならぬ、ドライブシャフト。そんなプレアデスの中で、主人公ではないけど独特の存在感を持っているななこのお話がすごく良かった。ななこはプレアデス星人の翻訳をできる唯一のキャラクタなんですが、プレアデス星人に形を与えた娘でもあったんですね。そこには、家族が離れ離れになってしまった過去に対する思いが込められていて。そして、エンジンのカケラを追いかけて一人太陽系の外縁部まで旅をする時、一人であろうとしていた自分、諦めてしまった自分を見つめ直して、仲間たちといる自分を嬉しく思うななこ。そんなななこの思いが詰まった挿話で、ずいぶん感動しました。

ゆるゆり さん☆ハイ! – 第8話 それは、誰もが手にする笑顔のカケラ。

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この会は、とにかくアバンがすごく楽しかった。原作では、一切セリフがない会で生徒会長がわらしべ長者するお話です。これを映像にするのは、なかなか難しいのですが、チャップリンのトーキー風の演出を使って、なんだか逆手に取った面白い演出で登場となりました。これが、動くキャラクタに合わせて音楽が作り込まれていて、本当に楽しい。生徒会長の動きが少ないのを補うように、他のキャラクタがバタバタと動き回ってゆるゆりらしい慌ただしさもちゃんと出ていて。生徒会長がわらしべでもらった髪留め使ってポニテにしてみたりする姿も可愛かったですよね。最後は、先生にたどり着いてハッピーエンドというオチもしっかり。こういう演出的挑戦は、単に凄い作画、動きだけではないんですね。そんなアニメの面白さを再認識させられる挿話でした。

城下町のダンデライオン – 第4話 王女のスカート/謎の生徒会長

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原作でも笑ったスカートはいてない回。茜がスカートを履かずに1日過ごすというお話。絵面的にエロさではなく、コミカルさが感じられたのは何故なんだろう。ストーリー的にそれが強調されるようになっていたからなんでしょうね。特に、花蓮の挙動が楽しい。スカート履いていないことが異常と感じる自分が異常なんじゃないか、とか異常すぎておかしくなっていく様子がとてもコミカルでしたよね。エロさはない、と言っても、足に視線が行くように、足にハイライト入れて目立たせるようにしていたり、フェチズムをくすぐる表現がされていたり、スタッフも変なテンションで書いていたんだろうなあと思わせる演出も楽しかったです。オチは、まあ想像にお任せします。w

ご注文はうさぎですか?? – 第11話 スターダスト・マイムマイム

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この作品で、主要キャラクタが全員集まるストーリーというのは実は少ないのですが、この挿話はその珍しい1話です。5人組とチマメ隊が揃って山に遊びに行くというお話。千夜ちゃんとメグという珍しい組み合わせの絡みとかもあって、普段見られない姿も楽しかったですね。普段ないという意味では、お姉ちゃんらしくチノちゃんを叱るココアの姿も(笑。なんといっても楽しかったのは、ゾンビの真似をしてチノを驚かすシーン。チノちゃんが寝袋のまま飛び出して、「ゾンビが、ゾンビーが…」とつぶやくシーンがとにかく可愛い。このシーンがもう超お気に入りになってしまいました。

グリザイアの楽園 – 第8話 ブランエールの種IV

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グリザイアの果実の本編とも言えるエンジェリック・ハゥルの続編的なお話がこのブランエールの種です。さらわれた雄二を助けに行く女性陣の活躍もそれぞれのキャラクタの特徴が出ていて爽快なのですが、やはりタナトスさんこと一姫の登場シーンがやはり圧倒的でしょう。潜水艦の緊急浮上でみちるを巻き込みながら登場する一姫。一姫らしいハチャメチャな登場シーンでした。そして、死に別れたと思っていた天音との再会。これは、エンジェリック・ハウルを見ていないとなんてことないですが、やはりあの壮絶なストーリーを回収するこの8話は印象に残る1話になりました。

プラスティック・メモリーズ – 第13話 いつかまた巡り会えますように

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設定に無理がある、という批判を受けてしまうこの作品ですが、なんだかんだ言ってこの最終話は感動的な挿話でした。プラスティック・メモリーズの世界では、ギフティアと呼ばれる人間型の精巧なアンドロイドが一般化していて、主人公であるアイラもまたそのギフティアです。このギフティアは、稼働時間が10年弱で、それを過ぎると暴走するという設定。そのギフティアを回収する仕事をしているのが、主人公のツカサ、アイラの仕事です。ギフティアは、見た目人間と変わらない姿なので、いわゆる人と同じ思いを10年でもってしまうユーザから引き離す仕事ですが、この最終話ではアイラがついに活どう限界を迎えて、ツカサの手で機能停止させることになります。わかっている展開ですが、笑顔でお別れしようとするアイラを見ているともうグッときてしまいます。そして最後に、アイラがギフティアを回収する時にいつも言っていた言葉、「大切な人と、いつかまた巡り会えますように。」をアイラに囁くツカサ。もうこれで涙腺決壊ですよ。この辺の展開を引っ張らず、実にテンポよく表現されていたのが良かったですね。

終物語 – 第5話 そだちロスト 其ノ貳

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物語シリーズはストーリー的なところは微妙なんですが、このそだちロスト 其ノ貳は、とにかく老倉 育役の井上麻里奈さんの演技が凄かった。あの阿良々木二、自分の境遇を吐露し、「どうして私は幸せになれないの?」と吐き出す老倉家でのシーン。ここのセリフの表現がとにかく鬼気迫る表現で、凄かったです。これだけで、この回の印象が強烈になりました。こういう声優さんの演技で凄いと思えたのは久しぶりでした。単なる感動的なシーンを盛り上げるではなく、感情をめちゃくちゃに表現するわけでもなく、押さえながらまさに吐露するという感じ。こういう表現は誰でもできるというわけではないでしょう。井上さんって凄い声優さんなんだなあ、と思える挿話でした。

ローリング☆ガールズ – 第8話 雨上がり

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ローリング☆ガールズは、ハチャメチャなストーリー、独特なダイナミックな演出が面白かったわけですが、この第8話はその全てが詰まった挿話でした。美沙と豆千代の因縁が2話にわたって描かれ、その思いが身を結ぶこの8話。そのフィナーレにふさわしい超ド派手なライブシーンがとにかく凄かったです。この作品は、劇中歌は全てブルーハーツのカバーになっているのですが、この8話のライブシーンで流れるSTONESだけがオリジナル曲なんですね。この曲自身もものすごくカッコよくて、本当にライブのような盛り上がりが描かれていました。この曲をオリジナルにしたのは、おそらくは豆千代の三味線を入れるためで、間奏に三味線で入ってきた時はきたー!という感じでした。ミサイルが飛び交うバカみたいなステージで、この二人がライブするというロリガらしいハチャメチャ表現で、すごく印象に残る1話になりました。

SHIROBAKO – 第23話 続・ちゃぶだい返し

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SHIROBAKOというと最終話を選ぶ人も多いと思うのですが、自分はその一歩手前、まさに完成にあと一歩でまたも原作者ちゃぶ台返しを食らうこの挿話が大好きです。現実にこれほどのちゃぶ台があるのか知りませんが、原作者と監督が一緒にアニメのストーリーを作り上げるという作業が、なんだか夢あるアニメ作りを表現していて、ちょっと監督の思いが入ってるのかなと思いました。あと、なんといってもこの23話の見所は、最後までうまく仕事を得ることができずにいた声優志望のしずかが、最後の最後についに第三飛行少女隊の製作に入って、監督と原作者の議論の上生まれたキャラクタを演じるという感動的な演出。さらに、そのキャラクタの最後のセリフが「今、私、少しだけ夢に近づきました。」ですよ。そりゃ、あおい泣いちゃうでしょ。みんなで作品を作ろうと誓った5人が、ついに揃って同じ作品に集まるという想いが集まった挿話で、やはり最終話と迷いましたが、こちらを選ばせてもらいました。

響け!ユーフォニアム – 第13話 さよならコンクール

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響け!ユーフォニアムは印象的な挿話が多くて、正直1作品1話という制限が無ければ複数選びたかったです。どれを選ぶか迷いに迷いましたが、全ての想いが集まっているこの最終話を選ぶことにしました。やはり、最後の演奏シーンに、これまでのいろんなキャラクタのストーリー、想いが詰まった表現がされていたのが決め手でした。演奏前の先生の演説。いちいちかっこいいセリフのこのキャラクタのセリフだったわけですが、その総まとめと言えるシーンでした。「私たちは北宇治高等学校吹奏楽部です。会場をあっと言わせる準備はできましたか?」は、最初のシーンで使われた問いかけに引っ掛けたセリフですが、生徒たちに誇りを感じさせる絶妙なセリフでしたよね。ここだけで感動してしまいました。そして、あの演奏シーン。各キャラクタを場面場面でフォーカスして、これまでのストーリーを思い出させる演出。これがあったので13話を選ぶことにしました。特に、麗奈のソロシーンで優子、麗奈と香織が並んで写り、最初麗奈にピントを合わせて、香織に移すというあの演出。あそこは秀逸でした。ソロパート争奪戦の3人の想いが完璧に表現されていましたよね。そして、最後の結果発表。次へとつなぐためにあえて音をなくした演出でしたが、それもまた面白い演出でした。とにかく、この作品は、キャラクタの想いが強く出ていた作品で、1話1話がすごい印象に残りました。その集大成にふさわしい最終話だったと思います。

以上、今年のアニメで印象に残った10話でした。忙しい年でもあったので、だいぶ絞ってみていましたが、これだけ印象に残る挿話に出会えたのは嬉しいですね。アニメも一時期はあまり見なくなっていたのですが、表現、ストーリー、音楽とクオリティが高い作品が増えて、昔とはまた違った楽しみが生まれています。今後も映像表現は進化していくでしょうし、ストーリーも価値観の変化とともに変わっていくでしょう。そういう変化を感じられるのもアニメの面白いところです。来年も、素晴らしい作品に出会えることを願って。







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