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Japanese sub culture and tech.

  • 2015/04/1
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misc

若い時に不満を言わない子たち

20150401

たまには、昔の日記よろしく会社のことでも書こうかな。

この間、前居たチームの先輩が飛ばされてしまうことになり送別会が開かれた。運悪くいろんな仕事を炎上させてしまったので、ずいぶん遅れて行ったのだけど、なんというか会話が入社直後の同期飲みみたいな感じになった。

要は、組織やトップへの悪口でまあそれはまっとうな指摘なわけです。でも今更言うかー、という風に感じちゃったんですよ。自分がチームに居た頃そんなこと言わなかったじゃん。

なんか、そういうことって入社後2,3年吠えまくって、辞めるか、悟って続けるかだと思ってた。自分の場合は、上司にも吠えまくって改善してもらったこともあるし、しなかったこともある。もう無理だなと思ったんで、仕事も一段落ついたし異動届け出した。こういう正論でぶつかるのって若い時だから許されるけど、上に上がると許されないものだから今更だなーと思ってしまったわけで。まあ、自分もちょっと前まではたまに上司にそういうこと言ってたけど、あくまでネタ、まあどうしようもないですけどね、という話だったからなあ。

なんでかなと考えると、案外不満が少ない環境なだけかもしれない。自分が最初に配属された部署は、まあ典型的な技術者が居ないSE部隊、よく分からない部長の塊で、不満の種が山ほどあった。でも、若い時って怒りをエネルギーにして頑張れたりするんですよね。不思議なことに。あんな奴らに好き勝手されてたまるかとか。そういう不満は率直に上に上げていたけど、今の子たちは気を使っているのか、クビにされるのを恐れているのかあまり面と言わないんですよね。個人的にはもっと言ってくれたほうがいい。実際、なんのペナルティもないし。一定クラスに上がるまでは。

一定クラスまで上がってしまうとペナルティなしというわけにもいかなくなってくるので、不満だけでは面倒なことになる。そういうことを考えると若い頃にもっと言っておけばよかったのにと思う。飲み会の席に留まっていればいいけど、職場とかで言ってしまうと面倒くさいこという人もいるだろう。

しかし、本当に若い子から不満を聞き出すって結構難しい。自分が遠慮していなかったからかもしれないけど、なかなかぶっちゃけてくれない。でも、下からのぶっちゃけがあったほうが組織は健全な方向に向くと思うんだよね。上の人間は、下の人間の意見をすごく聞きたがって、構いたがるから意外と変化のキッカケになったりする。

最近、組織運営側の仕事が多いので、なんか一歩引いた目で見るようになってしまい、こんなことを思うようになってしまった。老害だな。少しでも改善することに成功したら、ちょっとはこの仕事を楽しくなると思うんだけどな。

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