ユリ熊嵐 第11話 『私たちの望むことは』
ユリ熊もいよいよ核心に迫ってきました。
ユリ熊も最終話が近づき、過去の謎がどんどん明かされていきますね。
子供の頃銀子を助けた紅羽。なんで紅羽は壁を超えて来たのかはよく分かりません。
助けたはずの紅羽が倒れて、結局銀子が壁に運ぶことに。必死に引っ張る銀子がけなげでかわいい。
紅羽のお母さんに見つけてもらって二人一緒に暮らすことに。
一緒に遊ぶ姿がかわいいですねえ。
しかし、子供の時に既にハイジョされる紅羽。
銀子は、ユリ裁判で人の姿になることを願う。その代償に紅羽は銀子を忘れるという条件をつきつけられる。
その条件を受け入れた銀子は、紅羽に拒絶され壁の向こうに一度戻ることになってしまう。
透明な嵐が吹くまで待てと言われたので、ひたすら待ち続ける銀子。なんかちょっとカッコイイ。
そして透明な嵐が吹き、ルルとともに再び壁を超える銀子。この時のルルが超いい子。
そして、銀子はもう一度紅羽と約束のキスをするために壁を壊し、自分を引き裂きます。
しかし、罠を張られていて撃たれそうになった銀子を、ルルが身代わりになります。ルル本当にいい子。ルルは、過去談で語られていたとおり、自分が弟を殺してしまったと思っているので、他人に無償の愛情を注ぐんですね。
そして息絶えるルル。このシーンは突然音楽が止まって死を表現していて、すごくうまかった。それにしてもなんと安らかな寝顔。
11話は、銀子と紅羽の過去がほぼ暴かれ、銀子と紅羽が昔どう出会って、なぜ別れたのかが描かれます。紅羽は子供の頃からハイジョ対象になっていたんですね。その原因は熊である銀子と友達だからなので、銀子はユリ裁判で人になることを願い、代償として紅羽に忘れられると。ようやく、最初銀子を拒絶していた理由が分かったわけです。
しかし、透明の嵐はいじめとか人と違うことをする人が社会からはみ出してしまうことを意図していると思うんだけど、なんで羆嵐を題名に引っ張ってきたのかよくわからないなあ。現実の事件は純粋な熊対人間の壮絶な戦いだったんだけど。最終話でわかるのかな。
—–
Leave a comment