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覚えておくと便利なVirtualboxのコマンド

20140125

最近、vagrantの流行もあってかVirtulaboxを使うケースをよく見かけます。
Virtualboxは、Oracleが無償で提供している仮想化ソフトです。
VMWareやKVMなどと同じ位置づけですね。
GUIも整備されていて、無償とは思えない完成度なのですが、逆にGUIが使えない、使いたくない環境で使うときどうするの? という時に役立つVirtualboxのコマンドを今日はご紹介。
ちなみにvagrant使ってる人には不要な話です。

VMの起動

[code lang=”shell”]
VBoxManage startvm myVM –type headless
[/code]

VMのコマンド起動は、VBoxManageコマンドのstartvmオプションで可能です。
ポイントは、typeにheadlessを付けること。
これは、VirtualboxのGUIを起動せずにVMを上げる指示です。
これを付けないといつものGUI画面が出てきて、GUIを閉じるとVMも停止する必要が出てきます。

VMの停止

[code lang=”shell”]
VBoxManage stopvm myVM
[/code]

VMの停止は起動と同じくVBoxManageコマンドにstopvmオプションを付けることで可能です。

VMの情報を表示

[code lang=”shell”]
VBoxManage showvminfo myVM
[/code]

VMの状態やスペックを確認するときは、VBoxManageコマンドのshowvminfoオプションを実行します。
実行すると以下のようにVMの情報がずらっと表示されます。
実際は、以下よりたくさん情報が出力されます。

[code]
Name: myVM
Groups: /
Guest OS: Windows 7
UUID: 96931ffd-3558-428e-9402-535f3f11ee7e
Config file: /home/mio/VirtualBox VMs/myVM/myVM.vbox
Snapshot folder: /home/mio/VirtualBox VMs/myVM/Snapshots
Log folder: /home/mio/VirtualBox VMs/myVM/Logs
Hardware UUID: 96931ffd-3558-428e-9402-535f3f11ee7e
Memory size: 4096MB
Page Fusion: off
VRAM size: 48MB
CPU exec cap: 100%
….
[/code]

ゲストにVirtualbox Guest Additionをインストールする

[code lang=”shell”]
VBoxManage guestcontrol myVM updateadditions –verbose
[/code]

VirtualboxのエージェントをゲストVMにインストールするには、VBoxManageのguestcontrolオプションを使います。
実行すると、ゲスト側へのエージェントインストールが開始されます。
verboseオプションを付けて状況を確認できるようにするとよいです。

まとめ

Virtualboxは、基本GUIでの利用が多いかと思いますが、特に開発者だとどっかのサーバでVMを動作させることも多いと思います。
そんな時、サーバにsshしてさくっとVMを操作できるととても楽です。
今回、その辺のインターフェースとしてVBoxManageコマンドを紹介しました。


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