覚えておくと便利なVirtualboxのコマンド
最近、vagrantの流行もあってかVirtulaboxを使うケースをよく見かけます。
Virtualboxは、Oracleが無償で提供している仮想化ソフトです。
VMWareやKVMなどと同じ位置づけですね。
GUIも整備されていて、無償とは思えない完成度なのですが、逆にGUIが使えない、使いたくない環境で使うときどうするの? という時に役立つVirtualboxのコマンドを今日はご紹介。
ちなみにvagrant使ってる人には不要な話です。
VMの起動
VBoxManage startvm myVM --type headless
VMのコマンド起動は、VBoxManageコマンドのstartvmオプションで可能です。
ポイントは、typeにheadlessを付けること。
これは、VirtualboxのGUIを起動せずにVMを上げる指示です。
これを付けないといつものGUI画面が出てきて、GUIを閉じるとVMも停止する必要が出てきます。
VMの停止
VBoxManage stopvm myVM
VMの停止は起動と同じくVBoxManageコマンドにstopvmオプションを付けることで可能です。
VMの情報を表示
VBoxManage showvminfo myVM
VMの状態やスペックを確認するときは、VBoxManageコマンドのshowvminfoオプションを実行します。
実行すると以下のようにVMの情報がずらっと表示されます。
実際は、以下よりたくさん情報が出力されます。
Name: myVM Groups: / Guest OS: Windows 7 UUID: 96931ffd-3558-428e-9402-535f3f11ee7e Config file: /home/mio/VirtualBox VMs/myVM/myVM.vbox Snapshot folder: /home/mio/VirtualBox VMs/myVM/Snapshots Log folder: /home/mio/VirtualBox VMs/myVM/Logs Hardware UUID: 96931ffd-3558-428e-9402-535f3f11ee7e Memory size: 4096MB Page Fusion: off VRAM size: 48MB CPU exec cap: 100% ....
ゲストにVirtualbox Guest Additionをインストールする
VBoxManage guestcontrol myVM updateadditions --verbose
VirtualboxのエージェントをゲストVMにインストールするには、VBoxManageのguestcontrolオプションを使います。
実行すると、ゲスト側へのエージェントインストールが開始されます。
verboseオプションを付けて状況を確認できるようにするとよいです。
まとめ
Virtualboxは、基本GUIでの利用が多いかと思いますが、特に開発者だとどっかのサーバでVMを動作させることも多いと思います。
そんな時、サーバにsshしてさくっとVMを操作できるととても楽です。
今回、その辺のインターフェースとしてVBoxManageコマンドを紹介しました。
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