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muninの監視間隔を変更する
最近muninを使ってみています。
今まで、gangliaを使ってましたが、デフォルトで取れるメトリクスが豊富で楽そうだったので。
ただちょっと特殊な要件で、短いインターバルで計測したい。
そこでデフォルト5分の計測インターバルを変える方法をまとめます。
インターバルを変える設定は2ヶ所あります。
ひとつはmunin自身の設定ファイル。
以下のように update_rate を指定します。
今回は1分ということで60秒を指定しました。
- /etc/munin/munin.conf
[code]
…
update_rate 60
…
[/code]
次に、データ収集要求を各ノードに投げるためのcronジョブの起動間隔を変更します。
以下のようにデフォルトのcron設定を更新します。
- /etc/cron.d/munin
[code]
*/1 * * * * munin if [ -x /usr/bin/munin-cron ]; then /usr/bin/munin-cron; fi
…
[/code]
上記が終わったら以下のようにサービスを再起動します。
ここで注意は、古いデータを削除すること。
Ubuntuなんかだと /var/lib/munin 以下にメトリクスが集まっていますが、これを全部削除します。
注意は、ディレクトリにある rrd ファイルのみではなく、state-xxx というファイルも削除すること。
これをしてなくて全然反映されなくて時間食った。
[code]
sudo service munin stop
rm -fr /var/lib/munin/(監視していたサーバ群ディレクトリ)
rm -f /var/lib/munin/state*
sudo service munin start
[/code]
まとめ
- muninは、とりあえずお手軽、短期間でメトリクス収集するには最適
- 収集間隔変更のコツは古いデータの削除
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