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しょぼい国策
Apple Payが米国行政サービスで使えるようになるらしい。
もちろんAppleが凄まじいロビー活動をしたんだろうけど、それに対するリアクションが早い。まだ登場して間もないインフラを行政のシステムに入れるなんて日本だったらまず無理でしょう。まず、一企業の標準化もされていないプロトコルを入れることに対する議論が終わらない。技術的なバリデーションもできない。万一うまく入れる決定がなされても、そっからシステム作るのに数年かけるでしょうし。
これは世界に広げられる、と思ったらさすが米国は動きが早い。FeliCaで先に動いていたのに、結局国策で負けてる。日本が技術的、産業的に落ちぶれていってるのは国策のしょぼさも絶対あると思う。
こうなってしまうのは、やはりジャッジする人が技術を分からない人しかいないからだろうか。こういった技術インキュベーションは、純粋に価値や利益が評価できるとともに、これはイケるという技術の目利きが必要で、そういった人が入っていない気がする。よくわからない評論家みたいな先生ばっかり入れてやってるんじゃないか。
今後、日本が復活するにはこういう技術インキュベーションの仕組みを相当見直さないと未来がないんじゃないかな。
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