ScanSnap + 裁断器を購入して自炊生活
長らく迷っていたScanSnapによる本のPDF化にようやく踏みきりました。
現在の蔵書量を考えるときっと満足する買い物になるはず。
買ったのは定番の、ScanSnap S1500(M) と PK-513L です。
さっそくマンガを使って練習してみました。
基本工程は、
1. 外側の表紙をはがす
慣れるとスルっとはがせるようになります。
ただ、あまり乱暴にすると多分やぶけてしまいます。
表紙、背表紙を順に丁寧に引っぱれば問題なし。
2. 1cm以上の厚みがある場合は分割
裁断器で切るときあまり厚いと切れないので適度に分割します。
分割するところでガバっと開ききってしまって、カッターで上からスルスル割きます。
ページを両サイドに開くように力を少し入れながら切ると、カッターの移動もスムーズ。
3. 表紙(カバー)を切る
まず、切る幅の設定ですが、本来の幅より5mm程度引いた幅で裁断します。
コミックなら12.5mm。
本によってはちょっと絵が切れたりしますが、製本状態ではどうせほとんど見えない境目なので気にしたら負けです。
最初に、表紙(カバー)を切ります。
まず、舌の部分を折りたたんだまま中心部分を裁断します。
切れたら、舌の部分を広げて、今度は舌の方を刃に向けて切ります。
これで表紙(カバー)ができます。
4. 表紙を切る
これはそのまま表紙の端をスケールにあわせて、中心部分を裁断。
5. 本体を裁断
これもそのままのりづけされている本の中心部分をザクっと切りおとします。
力を入れなくてもあっさり切れるので、ハンドルをぐいぐい押し付けしなくてもいい。
切ったらパラパラっとめくってみて、ページ間が繋っていないか軽く確認。
よくあるのは、カラーページと普通のページの境目はのりづけが多めなので、くっついていることがあります。
くっついていたら手でひっぱって分けます。
6. 裏表紙を切る
4で残った裏表紙の背の部分を切り落します。
4でやってもいいけど、順番に重ねていった方が作業がスムーズ。
7. 裏表紙(カバー)を切る
3で残った裏表紙(カバー)の背の部分を切り落します。
舌の部分も3と同じ要領で切ります。
これで裁断完了。
8. ScanSnapping
ScanSnapでスキャンします。
主な設定は以下。
- 読み取りモード
- 画質の選択: スーパーファイン
- カラーモードの選択: カラー
- 読み取り面の選択: 両面読み取り
- 継続読み取りを有効にします: チェック
- 読み取りモード > オプション
- 文字をくっきりします: チェック
- 白紙ページを自動的に削除します: なし
- 文字列の傾きを自動的に補正します: なし
- 原稿の向きを自動的に補正します: なし
- ファイル形式
- ファイル形式の選択: PDF
- マーカー部分の文字列をPDFキーワードにします: なし
- 検索可能なPDFにします: チェック
- 対象言語: 日本語
- 対象ページ: 全ページ
- 原稿
- 原稿サイズの選択: サイズ自動検出
- マルチフィード検出: 重なりで検出(超音波)
ここで注意は、あまり一度にたくさん読み込ませないこと。
ジャムったり、複数枚同時にスキャンしようとしてしまったりエラーが起きやすくなります。
障害が発生するとかなりの確立でスキャン停止して、直してから継続スキャンできますが、時間のロスなので、小分けにした方が賢いです。
私は、30P弱にしてます。
30Pセット、スキャンボタン、スキャン完了、30Pセット、スキャンボタン、スキャン完了… を繰り返します。
9. 保存
保存するファイル名は、『[著者]作品名』という名前で保存します。
これは、管理ソフトに持っていくときに使います。
10. 管理ソフトに登録
このへんはややこしいので後ほど別エントリで書こうと思います。
こんな感じで慣れると数分で1冊処理できるようになります。
ScanSnapがまじ高速ですごい。
少しずつしかできないけど、徐々にスキャンして部屋を広くするぜ。
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