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C.a.T!

CATch a TAIL!

Japanese sub culture and tech.

  • 11月 10 / 2009
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engineer

不便なWindowsを少しでもましにする

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怪社ではいろいろな事情でやむなくWindowsを使うことが多いのですが、Windowsのコンソールに対する適当っぷりは感動すら覚える。

ドラッグしても文字選択できなかったり、フォントを変える方法が正式になかったり(レジストリとかいじらないとできない)。

クソすぎる。

コンソールはコマンドプロンプトというかcygwinを使ってる。

cygwinのターミナルも微妙。

というわけで何かいいクライアントないかと探したら、Consoleというクライアントがあった。

タブが使えてフォント変更、ホットキーなど欲しい機能がほとんど実装されている。

さらにシェルを設定できるので、cygwin.batを設定しておくとタブを開けばzshが上がるという便利さ。

これはいいですね。

Console

http://lifehacker.com/software/command-line/download-of-the-day-console-185232.php

  • 11月 05 / 2009
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engineer

Ubuntu9.10は、正式名称Ubuntuコアラ

Ubuntu9.10がリリースされましたね。

Karmic Koalaってコードネームがイイ。

で、私の中では9.10は、

f:id:clover-leaf:20091105072109j:image

というイメージです。

それだけです。

怪社のマシンをはやくコアラ化したい。

  • 7月 01 / 2009
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engineer

Buildツール

実は、Buildツールには結構うるさい。
Buildツールが整備されていないプロジェクトに関わるととりあえず怒る。
そしてツールを書く。

JavaプロジェクトのBuildツールといえばMavenが有名で前のプロジェクトでは使っていましたが、最近はIvyを使ってたりします。
Mavenは機能豊富だけど細かいコントロールがしづらい、と言われて依存性解決の機能だけにフォーカスしたIvyが登場しました。

両方結構使いこんでみて、実際のところMavenだと細かいことしづらいかというとそういうわけでもないです。
たしかにモジュール数が一つ、二つしかないようなプロジェクトではIvyの方がさっと構築できると思いますが、数十のモジュールを扱うようなプロジェクトではMavenの方がスタートアップにかかる工数は少なく済むと思います。
Ivyは、複数モジュールを統制するようなAntスクリプト書こうとすると、それなりに大変。
Mavenだとpom.xmlをちょこっと書けば、とりあえずBuildできるようにはなる。
細かいことしたければ、Antスクリプトを埋め込むことだってできるし、プラグイン書くとかすればいい。

依存性解決は、さすがにIvyはMavenの後に出ているだけあり賢いです。
とにかくMavenの依存しているモジュールがさらに依存しているモジュールもダウンロードしようとしてしまう仕様がひどい。
exceptionの設定をすれば省くことはできるんだけど、いちいち依存する全てのモジュールに設定していくのは正直骨がおれます。
Ivyならダウンロードするしないを1エントリ書くだけでコントロールできる。
このIvyの機能はMavenにも取り込むべきだけど、最新版とかには入っているのかな。

Mavenは、既にプラグインがたくさんあってレポート作成のプラグインもたくさんあるので、その辺考えると総合的にはMavenを使うべきと言えます。
一回自分のプロジェクト雛形を作ってしまったら、そんなに設定に時間がかかることもありませんし。
私は、次のプロジェクトからは(Javaなら)Mavenに戻すつもり。

いずれにせよ雛形があると結構助かるので、MavenとIvyの雛形をそのうちGithubあたりに上げようと思ってます。
  • 6月 09 / 2009
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engineer

Google Developer Day 2009

去年は仕事で死んだのですが、今年は行きました。

実は今年も仕事で死んでますが。。。

まぁ、なにを置いてもAndroid搭載htc携帯GDD Phoneの無償配布でしょう。

ありえないでしょ。

普通、Google Dev Phone買っても4万円ぐらいするわけですから。

Google I/Oでも配布されたし、ホンキで普及させようといういきごみを感じますね。

AppleもWWDCで無償配布ぐらいしないとダメだったんじゃないか。

セッティングしましたがサクサク動きます。

SIMフリーなのでiPhoneのSIMも認識するはず。

しばらくおもちゃにする時間がとれないけど、ちょこちょこいじっていきたいです。

あとは、Google WaveがやはりSexy。

あの同時体験はWebが苦手なところだっただけにインパクトありますね。

comet使っているらしいのであの技術の理屈はわかりますが、サーバ側のタイミング同期とか、なんでもかんでもスレッドとして記録してしまう大胆さはすごい。

さすがのGoogleでもあそこまであらゆるイベントを溜めて、キャパシティ大丈夫なのだろうか。

WaveのDevアカウントもそのうち参加者に発行してくれるらしいので楽しみ。

これは、ちょっとhackしてみようと思います。

あとは、Android系のセッションを中心に参加しました。

ゲーム開発の話はよかったです。

描画の高速化はiPhoneでもよく議論されることなので、あのへんのTipsはすごく参考になります。

iPhoneに比べて実装はしやすいだけに、とっつきやすさはAndroidに分があるからなぁ。

結構な勢いでゲームアプリも増えるんじゃないかな。

まぁ、仕事ぶっちぎっても行ってよかったです。

これで行かなかったらすごい後悔しただろうな。

  • 5月 03 / 2009
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engineer

Simplify Media 2.0が素晴しい

Simplify Mediaは、Mac, Linux, Windowsの音楽ライブラリをインターネットを通じて共有できるサービスです。
この間2.0がリリースされたわけですが、これが以前バージョンの不満のほとんどを解決してくれていて素晴しい。
一番不満だったシークができない、という仕様が解決。
Podcastを聴くときが多いので家で途中まで聴いたやつを続き移動中にiPhoneで、とかいうときすごい不便だった。
カバーアートも歌詞も1.0時代から対応していたので、へたなメディアプレーヤ以上の充実っぷり。
素晴しい。
あと不満といえば、レジュームがきかないことぐらいか。
あと、なんか今回のバージョンアップでインデックスキャッシュを止めたのか、リストが表示されるまでの時間が長い。
1.0のときいったんキャッシュされたらサクサク表示されていたと思うんだけど。
でも、よくできてるわー。

音楽ないと死ぬ方面の人なのでiPodは160Gのclassicでたくさん持ち歩いているのですが、さすがにPodcastも入れるときりないのでSimplify Media経由で家のライブラリに接続して聴いてます。
Podcastなら音質とかもともとたいしたことないので丁度いいし。
これでもっといい音質で流せるぐらい線が太くなったらiPodも持ち歩かなくなってしまうと思う。
いい世の中だ。
  • 5月 02 / 2009
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engineer

Adobe Illustrator 1.0

  • Meet Adobe Illustrator (1987)

D

20年前のAdobe Illustrator 1.0のセールスビデオ。

Adobeのすごいところは、ほとんどの製品でそのコアとなる部分がファーストバージョンで完成していて、現在の最新バージョンでも変わっていないところなんだよね。

パレットとかドローツールの操作とか今と変わらない。

20年変えないということは変えるよりずっと難しい。

貧弱なヴィジョンしか持たない企業にはできないことだ。

  • 2月 24 / 2009
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engineer

数年ぶりにSKKに戻る

ここ数年ことえりとかMS IMEとかいわゆるデフォルトのふやけたIM使ってたけど、やっぱり全環境同じIMの方がいいわい、ということで数年ぶりにSKKに戻りました。
やっぱり単純でいいわい。
今まで知らなかったけどMac版ってあったんですね。
超よくできてる。

  • 2月 01 / 2009
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engineer, event

Adobe MAX 2009 JAPANに行ってきた

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怪社の仕事に関係ないので怪社休んで昨年に引き続き行ってきました。
聴講したのは以下の通り。
一日目はほぼ全て英語で疲れた。
二日目は体調悪くて最後まで居れなかった。

一日目

  • 基調講演

この不景気にバルーンから登場したりかなり派手だった。
昨年に引き続きNTTDocomoがステージに登場してAdobeとの蜜月っぷりをアピールしてた。
昨年は今は辞めてうさん臭い仕事してる夏野氏が登場してひたすらDocomoに対する愚痴を言っていて不愉快だったが、今年はどうしていきたいかということが明確に出されていてよかった。
デザイナとディベロッパの距離を縮めることに注力しているAdobeのメッセージも明確。

  • Flex4/AIR/CS4 によるデザイナー&デベロッパーのワークフロー革新

(クラスメソッド株式会社 杉浦氏)
主にFlash Catalystを使った開発ワークフローの説明。
とても分かりやすかったです。
Catalystが吐くMXMLコードがメンテ性悪いとか問題点も整理してくれていたことが参考になりました。

  • クリエイティブ・インスピレーションNew Works[FITC session]

(Greg DeMichillie)
レッドブルをがぶ飲みしながら離すかなりクレイジーな人。
技術的なものよりどうやってインスピレーションを得るのかみたいな話で、全然難しい話ではなく面白かった。
日常のいろんな場面からインスピレーションを得るという話は、あー、大体同じようなところ見てるなーという印象。
なんかクネクネした構造物とかコントラストがきつい色彩とか。
アルゴリズミックデザインの一連のデモはすごく楽しかった。
こういうのが芸術として認められる時代になったんだなぁ。
数年前にproce55ingで作られたデモを見て惚れ込んだものだが、楽しい時代になってきた。

  • Flash Catalyst(コードネーム’Thermo’)のご紹介

(Ryan Stewart)
CatalystのAdobeによる説明。
セッション後にCatalystとFlexBuilder Gunboのプレビューが配布されました。
確かにデザイナがよりエクスペリエンスデザインに介在することができるようになるのは分かるんだけど、デモを見るとやはりCatalystはIllustrator、Fireworks、Flashに組み込まれるべきだと思う。
正直Ai,PS,FW <-> CL <-> FxというCLを挟むステップが面倒すぎる。
Ai上で直にデザインできるべき。
これ以上製品ラインナップを広げられるのはちょっとね。

  • プロフェッショナルのピクセルコントロール[FITC session]

(Ralph Hauwert)
やたら恋人の写真のコラージュを見せてた。
この手のアートはどうやって作るのかいまいちよくわからないのだが、多少は理解できたかな。
要するに抽象化なんだと思った。
特定の特徴的なピクセルをサンプルして別のシンボルに置き換えるってことなんじゃないかな。
ただ、この手のコラージュはコントロールがすごく難しそう。

  • Beyond the Knowledge~ 想像力が世界を変える [FITC session]

(Erik Natzke)
このセッションも多くのデモを取り混ぜながらとても楽しかった。
メガデモぽいデモをたくさん流していた。
この手のデザインは音楽と一緒にすることによって随分印象が変わってくる。
音楽もこだわっている感じ。
iTune8で採用されたflight404のビジュアライザとか、音楽と同期したアルゴリズミックデザインがここのところたくさん作られているからね。

  • スペシャルイベント:Technology Sneak Peek

今年も開発中の技術のデモとかいろいろ見せてくれました。
今回は、野良Ajaxライブラリの簡単組み込みとMSのPhotosynthっぽいやつが一番人気だった。
みんなPhotosynthを見たことがなかったのか、えらい驚いていた。
いや、もちろんすごいことはすごいんですけど。
個人的には、動画からメタデータを自動生成する技術の方がすごかった。
音声認識して再生と同期してテキストをトレースしたり、ワード検索してそのワードを離すタイムラインに飛んだりすごい。
Premiereとか最近どうなってるか知らないので、実はすごい機能が乗っていたりするのかな。
いや、毎年このイベントはすごい楽しいです。

二日目

  • 基調講演

AdobeCS4のデモを次々に紹介。
これ見ててやっぱりAdobe + Macromediaの合併ってのは大成功だなと感じた。
Macromedia発祥のFlashプラットホームに、デザイナが介入するルートを構築して見事にCoolなアプリ、サービスを構築するプラットホームとして進化された。
今後、家電やら携帯やらを巻き込んでFlashは拡大するでしょう。
ただ、次の変化が起きようとしているWebにはどういう技術を突っ込んでくるんだろう。
いろいろ考えつくし、これは自分の仕事でもあるので非常に楽しみな世界。
クラウドとか強調していたけど、もう次を考えているはず。

  • 映像とプログラミング

(tha 中村氏)
ワードで書いた適当なメモでプレゼンでちょっと面白かった。
たくさん作品を見せてくれたので飽きませんでしたね。
作品のインスピレーションを得る過程が結構説明された気がした。
現実の何かを画面内にある特徴を極度に増幅して投影させるって感じなのかな。
デモで流していた物理計算しながら最後に奇跡的にブロックが積み上がるやつとかそうだよね。
人間が心地よいと感じたり面白いと感じたりする部分を増幅してうまくいってるんだと思う。
時計を多用してリズムを出すのもそういう効果なんだと思う。
聞いてる途中でひとつひらめいたしかなり楽しいセッションでした。

  • [Flash] アイデアの実装:コントロールと最適化

(Roxik 城戸氏)
昨年も聞きましたが、今年はより初歩的なところから説明してくれてよかったです。
昨年同様ライブラリを使わずに自分で3Dの計算を書く方が理解が進んで、どんなコントロールでもできるということをアピールしてましたね。
エコだ動物園とかの異常な軽さとかは多分その辺のFlash3Dライブラリでは得られない。
最適化はすごくこだわっていると言っていたので、そういうチューニングにも気を使うなら全部自分で作るのがいいんでしょうね。
でも、あれ一人で作ってるってすごすぎ。

  • ActionScript 3.0 におけるパフォーマンス向上のヒント

(野中氏)
ActionScriptというよりはプログラム一般に言えるパフォーマンスTipsだったかな。
勉強になりました。

二日間すごくエキサイティングなイベントでした。
まず今年はFITCのセッションが丸一日あってうれしかった。
日本に居ながらFITCのセッションが聞けるとは。
この不況だけどAdobeの開発陣はまだまだ元気だ。

  • 11月 08 / 2008
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engineer, event

Adobe MAX 2009 JAPANのサイトの作りがヒドい

Adobe MAXのJAPANサイトがオープンしていますが、その作りがちょっとヒドい。

確かにきれいなデザインなんだけど、とにかく使いづらい。

セッション登録画面は、マウスのオーバーライドでポップアップが上がるんだけど、こいつが後ろのセッション一覧を隠してしまうので、自分が見たいセッションを選択するのに一苦労する。

これは、使っていれば分かる話で、明らかにセッション一覧の該当項目をクリックしたときにポップアップするように設計すべきでしょう。

要するに、あのマウスオーバーポップアップは不要で、いきなり説明と登録ボタンが配置されたポップアップをセッション一覧のアイテムをクリックしたときに表示すればいい。

同じように個人情報登録画面も、あるアイテムを入力しているときポップアップで説明が表示される。

これも、他のアイテムの入力欄を隠してしまうので、隠れた項目を選択しようとするとポップアップが邪魔。

ポップアップする場所を今入力しているアイテムからもう少し離すだけでだいぶ使いやすくなる。

あと、トップで流れるケビンリンチとかのムービー。

字幕が表示されるんだが、ビデオの一覧が字幕とかぶって表示されているため、全く読めない。

これはヒドい。

テキストに関してもあちこち切れたりしていて読めないものがあったりする。

ユーザエクスペリエンスが重要だ、とか言ってるAdobeなのに、なんでこんなしょんぼりなサイトを公開してしまったのだろう。

チェックする時間がなかったのかな。

それとも丸投げ?

  • 8月 28 / 2008
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engineer, event

全体的に…

最初に全体的に感じたこと。

昔はコンピュータっていうと人間に対して異質、異なるモノ、という扱いだったけど、それがここ数年でずっと人間との距離が縮まったことを実感しました。

Q Entertainmentの水口さんが出していた電話を考えても、昔は黒電話で当然据え置き、今は携帯電話で常に人間にくっついてくる。

んで、数年後にはオリンパスが持ってきていた慧眼がコミュニケーションツールになって完全に着ることになる。

10年ぐらいしたら甲殻の世界みたいに埋め込み始めるでしょう。

この辺あらためて考えると面白いなぁ。

それゆえ、安倍さんが出てたパネルディスカッションみたいに、人間の内面的なところまでああいう場で議論されてしまう。

いや、実際コンピュータはどんどん人間の内面に入ってきているので、今後本気でそういうことを議論、研究していくことになると思う。

今騒がれているGoogleStreetViewだって、ある意味そういうことでしょう。

「見せたくない」とか「自分や関係者を守りたい」という極めて原始的、人間の内面にある欲求とかがそこにある。

携帯を常に持って、自分の生活の一部を他人に干渉される状況に慣れたんだから、技術の進歩とともに人間の考え方も変わるはず。

その辺、うまく商売にできればいいな。

こういう感じで、よくある技術系イベントとは大分違う面白い議論、発表ですごい楽しかった。

次回も生きていれば絶対行きたい。

あとは各セッションの感想をだらだらと。

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