2008年の10枚
今年印象に残った10枚。
10. (Q;indivi) philharmonique;
Q;indiviといえばエレクトロ。
今作にもその色は色濃く出てる訳ですが、今までの作品よりポップ色も強い。
それゆえ割と特徴を失っているかもしれないけど、聴きやすさは増した感じです。
BGMにぴったりな作品。
9. (I Am Robot And Proud) Uphill City
こいつもエレクトロ。
なんだけど、I Am Robot And Proudの曲は、奇麗なエレクトロというのかすごい特徴的。
ノイジーなアレンジとかも使ってるのに、基本的に「奇麗」というイメージを外さない。
ピコピコ音を要所要所に使っていてユーモアにもあふれてる。
おもちゃ箱的楽しい作品。
8. (Choro Club Feat. Senoo) ARIA The ORIGINATION ORIGINAL SOUNDTRACK tre
今や定番と言えるまったりできるARIAのサントラ。
3枚目のこの作品もまったりできます。
聴いていて疲れないってのはやはりアルバムとして重要。
7. (元気ロケッツ) 元気ロケッツ I -Heavenly Star-
UGAの水口さんプロデュースの元気ロケッツ。
YouTube、ヴァーチャルアーチスト、ホログラムライブと現代のアーチストの可能性を見せてくれた作品。
この作品はぜひともプロモーションと一緒に聴いてもらいたい。
YouTubeで見れるはずです。
6. (霜月はるか) 音のコンパス
まずタイトルがすごいよかった。
タイトルチューンもすごいよかった。
基本的に霜月さんの歌声は好きなので去年も入れてしまいましたが、コンスタントにこういういい作品を作れるってすごい。
意外にいろんなイメージの曲が入っているのも引きつける要因。
5. (菅野よう子) マクロスF VOCAL COLLECTION 娘たま♀
マクロスF自体全然観ていなかったし、なんかキャラばっかり出てるしでダメっぽいとか思ってたけど、なんだかんだ言って聴いてみるとよかった。
アニメ菅野節がかなり出てた。
4. (Super Sweep) TECHNIC BEAT サウンドトラック
まぁ、長年待たされた作品だし上位に入れざるを得ません。
レトロゲーム好きのために作られたといってもいい素晴らしい作品。
この手の作品はそうそう出てこないのでメモリアル的作品ですな。
3. (KOKIA) The VOICE
KOKIAは、日本では本当に評価が低いのが不思議で仕方がない。
むしろヨーロッパの方で評価されている。
確かに派手さはないし、流行のメロディも使わない。
一時期そっち方面に向いたように感じたけど、残念ながらそれはKOKIAらしさが感じられなかった。
んで、この作品は実にKOKIAらしい1枚になってます。
KOKIAのイメージは、自分の中では一番最初に聴いたFor a little tailなわけで、あの色がこの作品にも感じられます。
KOKIAを知るにはまずライブかも。
2. (mimei) 隠国 komori-ku
あまりに細い声なんだけど、それがmimeiのイメージ。
この作品も綺麗さが全面に押し出されている作品で聴いていて癒されます。
昔の曲のアレンジは、昔とがらっと変えて少しポップなノリにしたり、工夫もたくさん。
今回はジャケットもイメージぴったりでGood。
ここ数年聴いていてまだ飽きない。
1. (吉野祐司) 狼と香辛料 O.S.T. 狼と旅の音楽
久々にアニメのサントラを1位に持ってきたでしょうか。
今年一番印象に残った1枚は、狼と香辛料のサントラです。
これも、アニメをなんとなく観てから惚れた作品。
牧歌的な音でまとめられていて変な演出はまったくない。
非常にシンプル。
民族楽器を多用していてイメージはお祭りの音楽です。
曲の感じは全然違うのだけど、これを聴いてイメージしたのはやはり数年前に1位に選んだココロ図書館のサントラ。
あれもとてもシンプルだったけど、すごい耳に残る作品でした。
印象に残すのはトリッキーな演出じゃない、ってことを分からせてくれる作品でした。
素晴らしい。
以下は次点的なやつ。
(Sound Horizon) Moira
ようやくSHらしくなってきた。
もうちょい。がんばれ。
(牧野由依) マキノユイ。
なにげに印象に残る歌声。
地味だけど好き。
(KOKIA) Fairy Dance ~KOKIA meets Ireland~
今年のKOKIAはアグレッシブだった。
この作品も自分のいいところを引き出した素晴らしいチャレンジ。
ゲームのサントラがほとんどない。
あまり聴かなかったというのもありますが、そもそも作品数も減っている気がします。
とても残念。
来年は、ゲーム関係もがんばってほしいです。