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  • 2011/04/1
  • 0
mac

Macをメディアサーバ化するPlexのススメ

f:id:clover-leaf:20110402003342p:image:w300

英語blogに以前書いたのですが、MacのFrontRowの強化版のようなアプリにPlexというものがあります。

iTunesのライブラリや、ディレクトリから音楽ファイルやらムービーファイルを検出してライブラリ化して見ることができます。

メニュー構成とかがとてもカッコよくて、それだけでも使いたくなります。

更に、プラグインを追加することによって、Youtubeなど、様々なネット動画サービスに接続できるようになり機能的にも FrontRow よりずっと優れています。

こんな感じでずらっと。

f:id:clover-leaf:20110402003343p:image:w300

しばらく更新がなかったのですが、今年に入ってアップデートがあり少し問題があった品質面でもかなり安定してきました。

この間 MacbookPro を買って空いた Macbook を、メディアサーバとして再構築しDVI-HDMI変換ケーブルでTVに接続しています。

前からメディアサーバは立てていましたが、ずっと昔の Mac だったので、不安定でちょっと使いづらかったのですが、これでようやく安定しました。

オススメの使い方は、音楽はPlexが勝手に認識してくれるiTunesライブラリをそのまま使う、ムービーはディレクトリ指定してスキャナで取り込むパターンです。

自分は、ムービーもiTunesライブラリとして取り込んでいるので、iTunesライブラリとして認識してくれることを期待したのですが、どうもダメっぽいです。

ということで、ディレクトリ指定でiTunesライブラリのMoviesフォルダを取り込むのですが、単なるムービーとして取り込むとアニメのシリーズとか関係なくフラットにメニューに並ぶようになってしまいます。

丁度、FrontRowと同じ状態で、数が多いとちょっとサーチするのキツい。

それを回避しようと思うと、TV Showsとして取り込む手段があります。

TV Showsは、シリーズとかをメニューとして整理してくれて、階層的に作品を管理できるようになります。

ただ、Plex標準のTV Showsのスキャナだと、iTunesのムービーの設定のうち『ビデオ』に該当する番組情報とか埋めてないと認識してくれません。しかも、シーズン番号とかエピソード番号とか入れてないと無視されます。

自分は、そもそも番組情報を入れず、音楽ファイルと同様の情報しか入れていません。

iTunesのムービーの設定のうち『情報』に該当するやつですね。

これ。

f:id:clover-leaf:20110402003344p:image:w300

これじゃそのまま使えねー、ということでスキャナを書きました。

ソースはこんな感じ。

これを、~/Library/Application Support/Plex Media Server/Scanners/Series/Simple Series Scanner.py に保存しておいてやると、Plex Media Server のツールである Plex Media Manager のライブラリ追加で Media scanner として Simple Series Scanner が使えるようになります。

こいつを選択して、Section type に、TV Shows、Primary metadata agent に Personal Media Shows あたりを選択しておいてやると、上で書いたiTunesのムービーの設定のうち『情報』を元に、アルバム情報とかからシリーズ構成を作成してくれるはずです。

また、エピソード番号にあたるトラック番号とかが入力されていなくても、適当な番号でごまかして取り込みます。

こんな感じで、アルバムで整理され、

f:id:clover-leaf:20110402003345p:image:w300

ドリルダウンすると、ちゃんと同じアルバムのムービーが並びます。

f:id:clover-leaf:20110402003346p:image:w300

ちょっと適当な整理だけど、自分には十分使いやすくなりました。

Plexは、マジオススメなんで、ぜひ使ってみて。

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