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  • 2017/10/15
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anime, movie

劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~

ろりジョイナス先輩。

2期の総集編的作品である、「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」を見てきました。総集編といっても、1期の劇場版同様新作カットが随所に追加されていて新鮮な部分もありました。

導入部分からいきなり新作カットで、ジョイナス先輩が父からユーフォニアムを受け取り、楽器を始めるシーンです。これが、父親に会いたい、父親へのあこがれみたいなものでユーフォをやっているように見えて、実は純粋に楽器に魅せられた姿が描かれていて、今回のジョイナス先輩の心模様を象徴するカットになっております。おーまえちゃんにユーフォ好き?と聞くシーンが何度かありますが、ジョイナス先輩は本当にユーフォが好きだったということが描かれていて、なんだかうれしくなりました。

劇場版では、オーボエの彼女の部分はばっさり切って、ジョイナス先輩とおーまえちゃんの関係に完全フォーカスしていましたね。その分、ジョイナス先輩の心情を表すシーンが結構追加されていて、しかもちょっとした仕草とかすごく繊細なシーンとして描かれていました。こういうのは、京アニっぽい。

とはいえ、圧巻はやっぱりTVシリーズでもあったおーまえちゃんがジョイナス先輩に泣きながら本音をぶつけるシーン。あのシーンは本当にうるうるきます。姉が家を出ていって電車の中で泣いてしまうシーンから、このシーンですから全て繋がって入ってくるので、もうこみあげてしまいます。おーまえちゃんらしからぬ熱い行動。

そして、最後の全国大会の演奏シーン。これはTVでもそうでしたが、1曲フル演奏。今回、川崎チネチッタのLIVE ZOUNDで見たのですが、これが非常によかった。LIVE ZOUNDは、音楽にあまり最適化されていない事が多く、ちょっと残念なことになることが多いのですが、今回、かなり演奏の音に合わせてチューニングしているようで、すごく良かった。もう、とにかく圧巻でした。

TVシリーズの総集編といっても、ジョイナス先輩のストーリーとして再構成された映像は、個人的には新作と言っていい新鮮さでした。また、やっぱりなんだかんだいってユーフォは演奏を楽しめる作品であるので、劇場のいい音で見る価値があると思います。ぜひ、足を運んでみてほしいですね。

そして、今回は舞台挨拶の回に参加していたのです。おーまえちゃん役の黒沢ともよさんと、ジョイナス先輩役の寿美菜子さんが登壇しました。質問コーナーで、卒業式で別れたおーまえちゃんとジョイナス先輩は、その後どうなったと思いますか?という問に、1年ぐらいは会わなくて、ドラマチックな再開をしてほしい。またちゃんと出会いをして欲しいという黒沢さんのコメントがステキでしたね。でも、ジョイナス先輩があまりドラマチックな登場する姿が想像できず、想像するとちょっと笑ってしまいました。

ユーフォは、まだまだ映像企画も続くということで、今後も楽しみですね。

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