:::: MENU ::::

C.a.T!

CATch a TAIL!

Japanese sub culture and tech.

  • 2016/01/9
  • 0
anime, event

サトジュン祭 ~ARIA☆たまゆら~

20160109

おっさんを祝う半日。

たまゆらとARIAのグランドフィナーレの年となる今年、その監督を務めるサトジュンこと佐藤順一監督の監督30周年を祝うイベントが開催されました。監督の代表作であるたまゆら、ARIAのキャストが参加するちょっと楽しいお祭りでした。

今回、2部構成になっていて、1部はたまゆら中心、2部はARIA中心の内容になっています。それぞれ別々のチケットになっていたのですが、せっかくなので両方ともチケットを取って参加しました。おっさんのお祝いにどれぐらい来るのかなあと思っていたのですが、会場はちゃんと埋まっていてすごいなあと思います。確かに声優さんもたくさん参加しますが、監督の作品のファンがほとんどだと思います。

第1部、たまゆら。4人組全員参加になりました。さらに、ARIAカンパニーメンバも参加したので、アリシアさん役の大原さやかさんが居たので、さよみさんも参加ということになりますね。たまゆらチームは比較的若いメンバーが中心なので、とにかく賑やかでした。監督にまつわるクイズでは、ぽって役の竹達彩奈ちゃんが1位。逆にARIAの主人公灯里役の葉月絵理乃さんは、1問も正解できなかったという。メイプルタウン物語の岡本麻弥さんとかのメッセージが流れたり、本当に長く作品を作っているんだなあと実感出来る時間でした。そして、何より良かったのがたまゆらメンバーがARIAの世界に迷い込むストーリーをその場で演じるコーナー。ぽってたちと灯里たちが会話するというなんとも不思議な空間。すごく楽しかったですねえ。そして最後は、監督の奥様であり音響で監督作品に参加されている佐藤恭野さんからのメッセージ。監督がホロリとするシーンもありとてもいい雰囲気で終幕しました。

続いて夜の第2部、ARIA。ARIAカンパニーの3人組が参加です。葉月さん、大原さん、そしてARIA社長役の西村ちなみさんが参加。アイちゃん役の水橋かおりさんも参加してほしかったですねえ。ちょっと残念。昼の部とは全く違う企画になっていて、オープニングの監督の寸劇からメッセージの映像まで全て違いました。これは両方でておいてよかったです。寸劇といえば、監督とキャストで寸劇をするコーナーがあってなかなか盛り上がりました。寸劇の評価をウンディーネの卒業試験になぞらえて、グローブをはずすという審査方法になっていたのですが、あのアリシアさんが灯里のプリマ昇格を話すシーンの音楽が流れて、いきなりやった葉月さんが泣き出してしまうというハプニング。後に続くたまゆら組が超困ったという。いや、面白かったです。そして、実演コーナーももちろん1部と違うストーリーで、今度はARIAメンバーが竹原に迷い込むというストーリー。ももねこ様とARIA社長がにらみ合ったりお話もとても良かったです。最後のメッセージは、監督の娘さんたちから。会場には来ていませんでしたが、両作品の主役声優が朗読する豪華な発表。またもうるうるしてしまう監督が面白かったです。そんなあったかい感じで、第2部も終了しました。

監督って、普通の人はあまり意識することはないと思いますが、やっぱり作品の色を決定付ける人なんですよね。そういう意味で佐藤監督の作品は、すごく好きな作品が多い。今回の、たまゆら、ARIAももちろんですが、カレイドスター、わんおふ -one off-とか、未だにたまに見る作品もあります。ようやく、こういった制作側のスタッフにも脚光が当てられるのはいいことだと思います。今回、思っていたよりたくさんの人が参加していて、声優さんだけが人を集めているのではないことがわかってよかったですね。

ARIAとたまゆらは、今年で幕を閉じますが、佐藤監督には、それに続く温かい作品を作って欲しいですね。

—–

Leave a comment