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  • 2015/09/27
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anime

ARIA The AVVENIRE

20150927

はひ。。。

TVアニメ放送から10週年の天野こずえ原作の『ARIA』。10週年の今年、特別に書き起こされたストーリーで制作された最後のアニメ『ARIA The AVVENIRE』を観てきました。

AVVENIREでは、3世代目のウンディーネ達が登場して最後の作品ながらなんとも新鮮なストーリーが展開します。これまで同様ARIAカンパニー、姫屋、オレンジぷらねっとの3つの水先案内が舞台。3世代全員登場するなんともステキなお話になっています。

第1話は、ARIAカンパニーの新人アイと灯里にまつわるみらくるなお話。灯里たち2世代目のウンディーネ3人組もプリマになって忙しくなりなかなか会えなくなりました。そんな時、偶然ゴンドラで3人がすれ違うというみらくる。こんなみらくるが1世代目の3人組の時代にもあったんですね。今回、こういう世代をまたいだモノローグが多くてなんだか不思議なストーリーになっています。

第2話は、いよいよ3世代目の3人が出会うお話。出会いを招くのはケットシー。ケットシーは時々出てくる化け猫ですが、こちらも灯里の時代のお話と重ねて語られます。子供の時にだけ会えるケットシーにさよならするお話はなんだかしんみりくるお話でしたがとてもハッピーは気持ちでもあります。なにより、新しい世代の3人が出会うみらくるがハッピーですよね。

第3話は、アイ、あずさ、アーニャの3人がステキなパーティーを創ります。3世代とグランマが揃うみらくる。まさにカーテンコールにふさわしい最後の幸せなお話です。最後まで、アテナさんは来れないのですが、歌を届けるという超ステキな結末が。もううるうるきちゃいました。しかも、ここで2世代目の3人のプリマ昇格のシーンが連続で流れもう涙腺決壊ですよ。いやー、本当にこれで最後なんだなあ。

新しい世代も登場したので続けようと思えば続けられるんでしょうが、今回のひとときのみらくるで終わりなんでしょうね。原作から触れていた作品なので、随分長いお付き合いですがとても大切な作品になりました。こうして最後にふさわしいストーリーを届けてくれたスタッフの方々に感謝です。なにより今回のためにマンガまで書き下ろした原作の天野こずえさんに感謝ですね。パンフに40ページぐらいのマンガが掲載されていますので、原作ファンの人もぜひ映画館に足を運んで欲しいですね。いや、本当にいい作品でした。

監督の佐藤順一さんは、このARIA、そしてたまゆらと今年完結させる作品が多くて節目になってますよね。どちらも大好きな作品なのでとても感慨深いです。TVシリーズもう一度見たくなってきました。BD BOX買おうかな。

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