響け!ユーフォニアム 第13話 さよならコンクール
まさに大団円。
いやー、ついに来ました。コンクール。今までのいろんな出来事が積み重なって一気に放たれる瞬間。期待せざるを得ません。
この作品は、等身大の学生達が描かれていてリアリティを感じます。だけど、それをリアルすぎて面白みがないようにならないよう、誇張した表現などを巧みに混ぜて全く飽きませんでした。ストーリの端々に対照的なシーンが配置されているので、進化間というか成長を感じられてうれしくなるんですよね。最初は、グダグダな生徒達が、最後の方ではキリッとして演奏する。最初はドライな関係だった久美子と麗奈が、最後には抱き合って喜び合う。こういう対照的なシーンをうまく使っていました。そこが印象に残る要因だったんじゃないかな。
本気モードの時は、憂になる久美子。
この2人の関係は本当に不思議な関係になってるよなあ。仲良しとも違うちょっと変な関係。今後どうなっていくのか楽しみ。
メガネ先生の恋人か。
部長さんのこのシーンがすごくかわいかった。ちゃんと部長さんしてるよね。
サファイアちゃん、すごい肝が座ってる。
このシーンはゾクッときましたね。「誇ってください。」生徒たちを送り出す言葉としては最上級の言葉でしょう。自分たちがやってきたことが自信を持って発表できるものであると信じることができる。メガネは生徒を盛り上げるの本当にうまくなりましたよね。
最初に全国に行きたいか問いかけたシーンとの対比で、生徒たちに準備ができたか問いかけるメガネ。そして、全国に行きましょうと扉を開ける。相変わらずカッコいいじゃないか。
さあ、いよいよ演奏開始ですよ。
団体戦はこういうずらっと並ぶ表現がやっぱりいいですね。キモチが盛り上がります。
あいかわらずでっかいコントラバスにちっこいサファイアちゃんの構図はかわいいですねえ。
そして麗奈のソロ。香織先輩、デカリボンとかぶせることで一騒動あったシーンを思い出させます。こういうかぶせ方本当にうまいなあ。そして、ちょっとやりたかったという感じの香織先輩の表情。でも、自分の中では納得できている。
最後、またもやメガネが持って行くのか。
そして、緊張の結果発表。金です!全てのドラマがここに集約されました。
そして、そして、関西大会への出場。ここの演出、明確に選ばれたことを語るシーンはないのですが、生徒たちの姿を見れば結果は明らかでしょう。かつて、冷めた目で麗奈を見つめていた久美子が麗奈と一緒に夢を成し遂げて喜び合う。これも対比で描くことですごい印象的なシーンになりました。
そして、私達の曲は続くのです。
これは、2期期待できそうですね。とりあえずサントラ買ってキモチ盛り上げておきます。
—–
Leave a comment