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C.a.T!

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Japanese sub culture and tech.

  • 2015/06/29
  • 0
webdev

Alexa Voice Services

20150629

全ての欲望はAmazonに聞かれる世界。

AmazonがAmazon Echoで使っている音声認識アシスタントをAlexa Voice Servicesとしてサードパーティにも開放した。Echoは、音声で買い物ができるツールで、ある意味スタートレックのレプリケータだ。スタートレックのようにすぐには欲しいものが出てこないけど、次の日には届く。その音声認識部分をサービス化した。

これって、サービスとして提供なのでAmazonはあらゆるユーザの声を集めてしまうことになるんじゃないのかな。つまり、自ら集めなくてもサードパーティーが勝手に音声データを集めてくれるわけだ。それによって音声認識精度を上げることもできるだろうし、もしかしたらユーザの欲しいものとかを捕まえることもできるかもしれない。

Googleがこの間、無料無制限のフォトアルバムサービスを発表したけど、テックジャイアントはこういうサービスを安価に提供して、自分たちの本業を強くするためのデータをかき集めるエコシステムを作る。これによってますます強くなるので、弱小プレーヤは瞬殺される。資本力による暴力と言っていい。

こうなってくると一発逆転するには、相当なパラダイムシフトを起こして市場を転換させるしかない。そういう企業が出てきても、必死で潰しにかかるだろうけど。多くの場合買収される。世界は便利になって進化してるんだろうけど、なんだかちょっとさびしい気もします。

でもAlexa Voice Servicesはちょっと遊んでみたいなあ。

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