響け!ユーフォニアム 第10話 まっすぐトランペット
デカリボンちゃん暴走。
響け!ユーフォニアムもクライマックスが近くなっているはずですが、このタイミングでまだこんな騒ぎを起こすなんて。なかなかチャレンジングなシリーズ構成だなあ。しかし、学生らしいグループ意識とわがままさが面白い。
このシーンの直前に、久美子が先輩からいじめられる中学時代のシーンが流れたから、夏木先輩にもいじめられるのかと思ったら、夏木先輩めっちゃいい先輩だった。めっちゃ頑張って練習してオーディション落ちたけど、久美子の腕とかキャリアの差を認識しているので納得しているのかな。でも、久美子のおかげでちょっと頑張ろうと思ったというのはなぜなのかな。いや、でも負けた後輩にこんな応援を言える先輩ってすごい憧れるわ。
デカリボンちゃんが暴走。香織先輩にソロパートやらせたくて先生に難癖をつけ始める。こういうの学生らしいよね。こういう感情丸出しで接してくるのが若者なわけだけど、先生もうまくまとめることができない。
そして麗奈はいつもの麗奈で、はっきり言いたいこと、正論を言うという。大物になるタイプ。
言いたいこと言って出て行ったと思ったら、ジタバタしながら「うざい!」を連発する麗奈。ひざをバンバン叩く姿が超面白かった。かわいい。
そして、またいきなり久美子に抱きつくガチっぷりですよ。
その直後に先生が好きとか言う。どういうことだよ。
明らかにイライラして、八つ当たりっぽく生徒にあたる先生。これまでできる先生という姿しか描かれなかったけど、ここにきて弱さが出てきましたね。
久美子の後ろに迫るメガネがwww
久美子のリアクションはいちいち面白いなあ。このびっくりするリアクション超かわいい。
メガネ先輩に本心を聞こうとする久美子。本当にどうでもいい、と答えるメガネ。メガネは本当にどうでもいいと思ってるんだろうな。メガネは音さえ良ければ誰が吹こうがいいと思ってるんだと思う。そういう意味で自分にも周りにも厳しい。
ここで、あまり居る意味がない位置づけだった松本先生がおいしいところをさらっていく。メガネ先生は音楽の指導者としては敏腕だけど、教師としては未熟ということなんだな。そこへ来ると松本先生は、教師として敏腕なわけだ。子供をよく理解しているから、コントロールする方法も分かっている。しかも、メガネ先生にも直接的に答えを伝えるのではなく、ヒントで伝えるのも育てるためのテクニックだし、本当によい教師で上司だと思う。
部長は部長でなんとかしようと頑張ってる姿が良かったね。部長ってのは、引っ張る直接的な能力は当然あったほうがいいけど、うまくいかないことが多いもんなんで、どっちかというとうまくいかなくても、何度も難しいことが起きてもくじけないメンタルが必要なんだよね。そういう意味では部長さんはあってるんじゃないかな。
松本先生の助言によって全員参加のオーディション開催を提案するメガネ。いい音はいいと言わざるをえない。みんなが納得するにはみんなが聴くしかないと。
ここで、自ら手を上げて再オーディションを申し出る香織先輩のシーンがすごく良かったよねえ。諦めていない強い意志が現れていて。超テンション上がる。
そして、次の曲が始まるのです。
—–
Leave a comment