響け!ユーフォニアム 第8話 おまつりトライアングル
これまたすごい回になったなあ。
ユーフォニアムは、度々驚かされるストーリー、描画がありますが、この8話は凄まじいできだった。とにかく表現、演出が秀逸。劇的なシーンをうまく視点を変えて表現することで、息をのむ緊張感とかが出ている。
えるたそ化するサファイアちゃん。「興味、しんしんです!」
分かりやすい三角関係に頭を抱える久美子。久美子のこういうコミカルなシーンの表情や行動は面白いよね。
恋愛ネタにはしゃぎまくるサファイアちゃんかわいすぎる。
絶妙なタイミングで通りかかる麗奈。これは運命の出会いなんですよ。
サファイア妹の琥珀ちゃんが、ミニサファイアすぎてつらい。なにこのかわいい生き物。
恋に落ちた瞬間。ここからの二人のやりとりがものすごく緊張感があって凄まじかった。
ユーフォを担ぐ麗奈のかわいい服とのアンバランスさが面白い。確かに背徳感を感じる。
一方で、お祭りでは、秀一にふられる葉月。このシーンが久美子と麗奈の2人の関係を際立たせることになり、また2人の関係がガチであることを暗示させてます。
「これは、愛の告白」という言葉は、冗談ではなくガチなんだと思う。
街を見下ろして「きれいだね」とささやくような声でつぶやく麗奈。ここもささやくようにというところが細かいけど、演出上そうか、そうでないかで全然印象が違ってくる。
特別になりたい、他とは違うようになりたい。この願望が久美子を好きになる理由なわけです。久美子は他とは違うとか、周りに溶け込むということを意識しているわけではないけど、根が正直すぎて隠しきれずポロッと出してしまう。取り繕いきれない。結果として、周りとの上っ面の同調ができない。そういう意味で、この娘となら上っ面じゃないところで付き合えると麗奈は思ったんだと。麗奈が5話で「黄前さんらしいね。」と満面の笑みで言うシーン。あの時も、久美子はポロッと本音を出していましたよね。麗奈との関係を悪くしてしまうかもしれないようなことを。あ、久美子はやっぱり上っ面で話ができない娘だ、ということでうれしくなったんだろうなと。いや、こんなところへの伏線だったんですね、あれ。
エロい。もう完全にガチ。
またも突然笑う麗奈。自分と同じ人間に対してはとことん無防備になるなこの娘。
そして、座る時にぶわっとなびくスカート。明らかにこんな動きは現実的にはしないけど、誇張することで神秘的な雰囲気を醸し出しています。これは息をのむシーンでした。
靴を脱いで協奏するのもいいですね。お互い無防備な姿で心を許したということですね。
演奏前に麗奈が言う「好きなの」は、曲に対してより久美子に対してガチの告白なんだと思う。
ふられてしまった葉月をなぐさめるサファイアちゃんと幼サファイア。琥珀もだきつくのがかわいい。
そして、次の曲がはじまるのです。
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