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極黒のブリュンヒルデ 12
Kindle版が出てからしか読まないので周回遅れになるのです。
やっとKindle版が出たので『極黒のブリュンヒルデ 12』を読んだ。
全体的には、あまり盛り上がりというか起伏がない感じになっていますねえ。ここまでがあまりにも激動すぎただけかもしれないけど。ここからは、ひたすら一人ずつ孵卵して殺されていく展開なんでしょうか。まあ、岡本倫作品だから死ぬよね。w
佳奈は結構おいしい立ち位置に居続けるよねえ。眠り姫的な独特なキャラクタが失われたけど、予知というある意味使いやすい題材の能力者なので、露出がどうしても多くなる。
この能力なかなか使いドコロが難しいな。www キャラ的に面白いけど、あっさり殺されてしまうのが残念。
能力に慣れすぎて完全に麻痺ってる会話が笑える。
結花のまっすぐさはいいね。化け物に食われそうになった時も身を挺して佳奈を守ろうと意志の強さを見せていました。
寧子たちがバイトする喫茶店のテーブル筐体笑った。w まったく緊張感がない展開でちょっと笑える。まあ、でも状況はいつ鎮死剤が切れて死ぬか、孵卵して化け物になるかの違いで、危機的な状況であることは変わりないんだよね。
あんな劇的な死に方した小鳥もあっさりネタにしてしまうカズミ。死というものが身近すぎて麻痺してるということかな。
いつもの寧子さんの暴走。www 今回は、「知らない!わたしじゃない!」は出なかったな。w
結局、寧子達の状況は死ぬ危機から、化け物になって殺してしまう危機に変わっただけで、絶望的なことに変わりはないんだよね。このままいくと、順番に孵卵していって寧子だけ残るのか。話の展開が遅くて、ちょっとストレス溜まるなあ。
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