ALDNOAH.ZERO
アルドノア・ゼロがついに完結。
分割2クールで展開されたアルドノア・ゼロもついに完結しました。イナホとスレインの因縁をどう決着させるのか気になって仕方がありませんでしたが、虚淵作品ということで救われないエンディングかと思ったら、希望に繋がる終わり方でした。
アセイラム姫の大胆な行動で孤立してしまうスレイン。ある意味計画していたかもしれないですが。
やはり、自分以外を逃がそうとするスレイン。ここだとやはりコードギアスのパターンで、自分を悪の象徴にして最後死ぬことで世界をまとめるエンディングかと思われました。
最後の勝負にスレインを誘うイナホ。
ついに決着をつけるべく一騎打ち。イナホの機体の装備がなんかいろいろ付いててカッコイイ。
最後は、ガンダムよろしくブレードで勝負。何本も折られるブレードを次々に交換しながら戦うシーンは超カッコ良かった。
そして、最後の最後は殴り合い。w ロボットアニメらしい見せ方です。
ここでどちらかが死ぬかと思ったら、なんと二人共地球に降下して燃え尽きるパターンか。まあ、死ぬわけないよね。
そして、一期の最後と逆のシーン。これはあり得る展開と思っていました。虚淵作品だからここで本当に撃って終わらせるのかと思いきや。。。
地球とバースの和平が成立し、感極まるエデルリッゾさん。
そして、結局生き残らされたスレイン。それを望んだのがアセイラム姫というのは、ある意味最も残酷なシナリオかもしれませんね。22話でアセイラム姫が言ったもう一つのお願いというのはこのことだったのですね。
しかし、最後にスレインが少し希望を見出したようなほほ笑みを見せるのが良かったですね。
スレインの微笑みを見ると、結局作中では表現されなかった23話のエンディングの絵が実現されたことになるんでしょうね。アルドノア・ゼロのWebページにカウントダウンが表示されていますが、これは劇場版とかで表現されるんですかね。
アルドノア・ゼロは、最初はロボットアニメとしてイナホの完璧さが気持よくてみんな惹きつけられた気がしますが、2期からはスレインの大胆な行動に惹きつけられました。そういう意味で1期はイナホ、2期はスレインにスポットライトを当てた構成でした。でも、2期のスレインの行動はやはりすごかった。大人ぶった冷静さを持つイナホの方がお子様に見えるような、政治、権力を使った策略。その意外っぷりが楽しかったです。
上にも書いたように、どうも劇場版がありそうな雰囲気ですね。作中でもまだバースの残党が居るということをわざわざセリフとして残していましたし。期待したいと思います。
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