C.a.T!

SHIROBAKOがついに完結！

SHIROBAKOがついに完結しました。ここ数年で最高の作品でした。

最終話。遠すぎた納品。

この作品って、アニメ制作現場を見せる、という意味合いも面白かったけど、やはり最初はなんとなく好きで業界に飛び込む少女達の成長ストーリなんですよね。

自分がやりたい仕事を言う絵麻ちゃんとか、

ようやく好きから自分がやりたい仕事に気づくことができた宮守とか。この業界って、やっぱり報酬面では不遇みたいだから、よっぽどの情熱がないとやっていけなさそうだよね。そういう情熱がベースではあるけど、しっかり仕事としての責任感を描いていたのがすごくリアリティあった。

絵麻ちゃんが作品に感動しながら描くシーンとか、なかなか他の仕事ではないよね。実際の制作現場でここまでってことはまあないでしょうけど、でもやっぱり感情に訴えるシーン作りとか自分がどう感じるかは手がかりに描いているんじゃないかな。

また盛り上げるためにテープを手で搬送ですか。

最終話は興津さんが活躍してよかった。ラッピングトレインを見て微笑む姿は、興津さんもやっぱりアニメが好きなんだなと思わせるシーンでうれしかったですねえ。

凄腕の興津さんのドライブ。w

最後の打ち上げでの宮守のスピーチは、おっかなびっくりな感じから最後は熱の入ったスピーチで良かった。こんなにたくさんの人で一つの作品を創りあげたという達成感はすさまじいでしょうね。ここ数年、こういう感動がない仕事なのでちょっとうらやましいです。

そして、三女は5人組全員が関わることになった作品になりました。最後の最後まで不遇の時を過ごした坂木さんも、無事入って5人の夢が実った作品になりました。坂木さんを入れるのを終盤まで我慢したのは、本当によい選択でした。

この集合写真はいかにも大団円という感じでいいですよね。うーん、何かをやり遂げた後に大勢のチームでこういう写真とれるような仕事してみたい。

SHIROBAKOは、作る側を作る側が描くという面白いテーマでしたが、アニメファンとしては本当に楽しめる作品でした。自分が好きな作品がこんな雰囲気で、こんな大変なプロセスで作られているのか、と。まあ、ここまで劇的ではないでしょうけど、でもやっぱり情熱をもってやってる人が多そう。でないと続けられそうにないよね。

いや、PA作品は結構好きですが、SHIROBAKOはその中でも一番になりました。次回作も期待してしまいます。早く箱化されないかなあ。

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