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アニメとクラウドファンディング
リトルウィッチアカデミアの続編が、クラウドファンディングで7400万円も集めていた。
リトルウィッチアカデミアは、元々はアニメミライ2013で発表されたアニメーションだけど、その続編を作ろうとクラウドファンディングでお金を集めたようです。その結果1800万の目標を大幅に超えて7400万集めたらしい。すごい。
アニメーション制作の費用構造はずっと問題になっていますが、こういったクラウドファンディングの活用はこの問題に一石投じるものかもしれません。7400万あったら短編なら作りきれてしまいそうな気がするのですが、そうなるとピュアなファンマネーのみで制作できることになります。スポンサーのノイズやらに左右されることもない。クリエータが作りたいものを作ることができる。しかも、制作段階で収益がある程度確定されてしまうので、安心感もある。もちろん、集めたお金を超えないように計画しないといけませんが、全く売れるか分からないまま作るよりずっと安心でしょう。ファンドする側も、テックガジェットと違って失敗リスクも少ないので安心できるでしょうし。
クラウドファンディングは、買われてから作る、というライフサイクルの逆転構造がやっぱり面白い。リスクを買う側にも少し投げることになるけど、製作者、購買者が負う全体リスクは減っているんじゃないかと思います。ファンドが集まらなければ制作中止すればいいし。アニメ業界なんて超リスク市場だから、こういう仕組みの利用が増えつつあるのも納得できる。ゲームなんかもそうだね。
今後、クリエイティブ系作品での活用が多くなりそうです。
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