C.a.T!

(c) SAO Project

今ごろシリーズ。
今ごろ人気の『ソードアートオンライン』のアニメを観ました。
昔は好きなジャンルでこのジャンルのラノベもたくさん読んでいましたが、最近は読まなかったせいもありこれまでアニメも見てなかったのですが、ちょっと気になってイッキ見してみました。

全然気づかなかったのですが、SAOってアクセル・ワールドと同じ作者なんですね。
アクセル・ワールドは、1巻出たタイミングで読んだ(このころは電撃大賞の受賞作品はとりあえず読んでた)んですが、あんまりあわなくて2巻以降は読んでなかったです。
でも、16巻も出てるから人気なんだなあ。
SAOは、小説は全く読んだこと無いです。
ジャンル的には好きなファンタジーなんで、ちょっと興味は持ってました。

世界観は.hackだなあ、と思ったけど、ストーリは全然違った。
半分は、いろんなキャラを出してショートストーリを繋げる感じだけど、後半はキリトとアスナがひたすらイチャイチャする話なんですね。
前半出てきたキャラがほとんど後半絡まないのがちょっと寂しいです。
フェアリーダンス編の最後のオフ会はちょっといい感じですが、もう少しひっぱってもいいんじゃないかなあ。

見ていて主人公が強くて無双系爽快感はあるんですが、ストーリ自体が単調な感じでちょっと物足りない印象でした。
特に、アインクラッド編の最後のゲームクリアはそんなんでいいのって感じ。
あれは、アニメの尺の問題で、原作は違うんですかね。

上にも書いたとおり戦闘シーンの爽快感はとてもいいです。
特に、アインクラッド編ゲームクリア直前のフロアボス戦の削り戦のキリト、アスナのコンビはカッコよすぎ。
ソードスキルのみ魔法なしという選択肢は、結構うまい選択だなあと思いました。
逆に、フェアリーダンス編の戦闘はあまり迫力がない感じで残念。
魔法戦が多いので、どうしてもそうなってしまうんでしょうが。

ただ、やっぱりストーリが単調に感じたなあ。
フェアリーダンス編の最後、キリトがアスナと再開するシーンはうるうるきましたが、アスナに粘着するメガネの表現がちょっとやりすぎてたり演出も微妙に感じました。
今となっては使い古されたお兄ちゃんだけど、、、な演出は慎重に作られていて、うまい距離感を描けているんですけどねえ。

単調さは否めませんが、戦闘とかイチャイチャにもっとフォーカスすれば面白くなりそう。
たくさんキャラクタ出すなら、もう少し時間かけてストーリを作らないと。
続編もまもなく放映されますがどうかな。
とりあえずしばらく見てみようかと。