SIGMA dp Quattroが来る!
SIGMAからFoveonセンサ搭載機であるMerrillシリーズの後継機が発表されました。
その名もQuattro。
その圧倒的な解像度で他のメーカを圧倒していたFoveonセンサ機ですが、どんな進化を遂げたのか楽しみです。
今回公開されたのはdp2 Quattro。
とにかくフォルムが変態的。
横長に手前に飛び出たグリップ。
迫力のあるレンズ。
ホールド感を上げるためにベストなフォルムにしたということだけど、これは持ってみないとなんとも言えない。
少し重くもなっていて、持ち運び性より完全に撮影時にフォーカスした設計で相変わらず潔い。
こういう選択できるのがSIGMAの良さだよなあ。
センサもかなり変わってます。
Merrillで問題だったちょっと暗いとノイズ乗りまくる、実質ISO 200まで仕様を改善するためRGB3層構造を輝度情報だけ1層で取るように変更。
これで、解像度が30%アップ、ノイズ特性も改善されるらしいです。
元々、FaveonはRGBの色情報を丸ごと取得、記録する凶暴なセンサですが、その凶暴さはそのままにこれまでの弱点を解消した形です。
ただ、情報量はMerrillから減っているので、この辺がどう絵に出てくるのか気になるところ。
プロセサもMerrillは、2チップで処理パワーを稼いでいたのですがチップを強化して1チップにしたようです。
これも、Merrillで問題だったバッテリ持たない問題を解消してくれそうです。
Merrillは、本当に笑ってしまうほどバッテリが持ちません。
とりあえずMerrillで撮影するときは、バッテリを3つ持ち歩いてます。
それでも足りないぐらい凄まじい電気食いです。
これは、改善されるとすごいうれしい。
とにかく野心的な機体であることは間違いないですね。
最近、ガジェットでワクワクすることが少ないですが、これは久々にワクワクのガジェットです。
おそらく出るだろうSD1も気になるなあ。
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