カラフルでドタバタなアニメ『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』
ufotableの劇場用アニメ作品『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』を観てきました。
かわいいキャラクタもよいのですが、世界観や演出がなかなか楽しい作品です。
上演している映画館があまりなく、新宿まで観に行きました。
以下、ネタバレがあります。
魔女っこ姉妹のヨヨとネネは、魔法の世界に住んでいる姉妹ですが、ヨヨだけが我々の住む現代世界に飛ばされ、ヨヨが魔法世界に帰るまでに起こる事件を描いた作品です。
ヨヨとネネは魔法使いなので当然魔法を使うのですが、魔法の起動のため魔法陣や文様を描きます。
この辺のデザインがなかなかいい。
こういう記号デザインはすごく好きです。
ヨヨは幼女の姿をしていますが、実はすごい実力の魔法使いで基本的になんでもあり。
現代世界に飛ばされた後も、魔法を使ってのドタバタがとても楽しく描かれています。
とにかくテンポが気持ちいい。
あとは、魔法世界の舞台設定がすごくカラフルでよいですね。
ストーリ上多くは現代世界での場面になるのでもうちょっと魔法世界も描いて欲しかった。
それでも、あちこちにカラフルファンタジーな描写があってワクワク感高いです。
魔法使いの位が、絵本級魔法使いとか呼ばれる設定がちょっと面白い。
こういう設定も好き。
こんな作品ですが、ちょっと面白いのが魔法世界では死んでも魔法で復活させられるという設定。
ヨヨは死という意識が希薄なので、なんどか周りの人間とすれ違います。
自分が飼ってるネコ?が死にそうになったとき、魔法で復活できなくて初めて死を意識するという場面がなかなか泣けました。
ストーリ的には、割りと王道な感じのまとめ方ですが、王道らしい泣き場も用意されていて良かったです。
この作品を見てると昔好きだったアニメ『魔法少女隊アルス』をちょっと思い出しました。
ストーリ的には、現代世界から魔法世界に飛ばされるので丁度逆のストーリですね。
母を追うというのも共通ですね。
ストーリというより世界観とか舞台設定の方向性がかなり近いものを感じます。
結構参考にしたんじゃないか、と思ったり。
まとめ
ストーリとしては王道ですが、ドタバタな楽しい表現が好きな人なら楽しめると思います。
結構、お子様にもあってるんじゃないかな。
ufotableというと最近はシリアスな作品が多い気がしますが、まなびストレート!とかコミカルな作品もなかなかいいです。
なかなか楽しめました。
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