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C.a.T!

CATch a TAIL!

Japanese sub culture and tech.

  • 2012/05/18
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engineer

サンフランシスコ ベイエリアをうろついて

仕事でだけど、今、サンフランシスコに来ている。

1週間という非常に短い期間だけど、とても刺激的だ。

ほんの少ししか触れてないけど、感じた日本との違いとかをまとめてみたい。

こっちでは、基本的に昼間は仕事して夜はこっちの開発者ユーザグループのイベントに参加して過ごした。

最近は、日本でも開発者ユーザグループのイベントとか勉強会が多くなってきたが、こちらは数もさることながら、スピーカが豪華。

有名企業の人があたりまえのようにやってくる。

今日は、Yahooの人とかNetfixの人が喋ってた。

この企業のオープンさは日本にはまだまだ浸透していない。

オープンにすることによって、パートナを得たり、優秀な技術者を得たり、いろいろメリットがある。

あと、日本の勉強会とかに比べて、年いってそうな人が多かった。

自分よりずっと年寄りがたくさんいる。

そのへんは、ディベロッパがコードを書くことに対する評価が高いからだろうか。

あと、こっちではやはり起業に対する学生や若い人の意識が高い。

いい企業でそれなりの金をもらったら勝ちではなく、起業して自分で事業を起こさないと勝ちとは言えないと思っている。

思っているというより、大学でそういうことを植え付けているようだ。

Stanford大学とのご縁で来ているので少し授業なども受けさせてもらったのだが、起業に関するものが結構多い。

SpotifyのCo-founderなんか呼んでるセッションもあった。

最近は日本でもこういうことやり始めているのかもしれないけど、学生の意識はまだ低いように思う。

それは、起業というものに対する障壁の高さも影響はしているとは思う。

こちらでは、エンジェル投資家もたくさん居るし、VCが供給するお金も日本と比べてケタ違いだ。

その辺の環境の違いからあきらめている、ということかもしれない。

この辺は、日本からも少しずつ世界的なサービスが出てきているので、改善はされると思う。

シリコンバレーに言って起業すればいい、というのは日本にとって損失なので国ももっとサポートすべきかもしれない。

とまあ、相変わらずチャンスに満ちた国だなあと実感した。

アメリカンドリームってまだあるんだなあ、と。

あとどうでもいい違い。

とりあえずお店とかオフィスに行くと「調子はどうだい?」「ばっちりだよ。昨日はこんなことあったよ。」みたいなやりとりが必ず行われる。なんかネタ用意しておかないと結構困る。ホテルとかで会う全然知らない人にも言われる。

大学キャンパス内の人密度が低い。Stanford独特かもしれないけど、日本の主要な大学に比べて明らかに人が集中していない。お昼時でも。いろんな場所にカフェとか食べる場所があるのも影響しているのかもしれない。

プールがどこでもある。小さなホテル、モーテルでもある。法律で義務付けられているのかと思うほどある。

ポテト食い過ぎ。ハンバーガ屋とかでセット頼むと、ポテトだけでおなかいっぱいになるぐらい盛られる。みのりん並。

バスが適当。時間も適当だし結構適当に止まって下ろしてくれる。

日本食流行ってるらしいけど、怪しい日本食。ラーメンを食ったが、なんともおかしな味付けだった。寿司は割とまともだったが、友人がエビの天ぷらを頼んだところ、エビチリが出てきたりいろいろおかしい。

車のマナーがいい。スピードは出すけど、きちんとルールを守るし、歩行者をきちんと優先してくれる。信号がない横断歩道で待ってると、大体止まってくれる。

ライバルのお店を勧めるおおらかさ。AT&TにSIM買いに行ったら、店員が「プリペイドはないです。あっちのT-Mobileで買えるよ。」と教えてくれた。おおらかだ。T-Mobileの人もすごい親切だった。

電車の本数が少ない。1時間に1本とかしかない。車の国なので仕方ない気もするが、もう少しなんとかしてほしい。

ただ、総合的に考えると日本より住みやすい気がする。

保険とか高くて大変だけど、おおらかさと昔の日本みたいなローカルコミュニティがまだ機能しているので、困ってもなんとかなりそう。

というわけで、会社やめてこっちに住みたい。

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